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吼えろ!ドラゴン 起て!ジャガー

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  龍虎鬥 The Chinese Boxer 監督:王羽 1970年 香港 ジミーさんの道場破りに来たある空手家。道場の師範に道場破りを阻まれると、今度は日本人3人を連れて乗り込んできた。 道場はめちゃくちゃにされ、生き残ったジミーさんは、みんなの仇を取るために鍛え、復讐する。 【印象に残ったところ】 ・何と言っても羅烈が演じる北島さん ・アアアアアアアアアアアアアア(イラスト) ・茶髪 ・無口なところいいね ・突然怒り爆発して屋根とかぶち破る ・田中(王鍾)もいいよ ・キョンシーみたいな客 ・ゴエモンパイナポー王青 ・北島さんがやられた後、寝てるみたいでかわいい ・北島リエ最高 ・ジミーさん撮ってくれてありがとう ———————————— リエファンの方は北島さんを一目見てほしいです。

仇連環(復讐ドラゴン必殺拳)

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仇連環 Man of Iron 監督:張徹・‪鮑學禮‬  1972年 香港 陳觀泰が革ジャン着て暴れまくる話。 今調べて知ったけど『馬永貞』の続編なんか。こっちも見たい。 【印象に残ったところ】 ・たいちゃんかわたいちゃん ・髪型むっちゃかわいい ・冒頭からイケチュン ・王鍾さんむちゃくちゃかっこいい ・エジーもかわいい ・みんな髪型がかわいい ・バイクで屋敷に突っ込むタイ ・女性とイチャイチャするところはパオ監督の担当 ・血まみれ部分は張徹監督担当 ・雨にずぶ濡れでも脱がないタイはパオ監督の(以下略 ・上記担当分けがされてたと思われる演出 ・とにかくタイちゃんかわいいけど色気あるタイ ・パオ監督の撮るたいちゃん好きやなあ ———————————— たいちゃん好きにお勧めしたい作品です。

油鬼子

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油鬼子(液体人間オイルマン) Oily Maniac 監督:何夢華 1976年 香港 マレーシアの弁護士事務所で働く李修賢。ポリオが原因で足が不自由で松葉杖のような器具を使って歩いている。 ある日ココナッツオイル工場の乗っ取りが計画され、ヤクザと争った谷峰が無実の罪で投獄されてしまう。 谷峰は李修賢に自分の背中の刺青を書き写すように言う。そこには油鬼子(ゆきこ)になる方法が描かれていた。 足のことをバカにされたり、物事がうまくいかなくなって苛立つ李修賢は自宅の床を掘り、そこから沸いてきた油に浸かって呪文を唱え油鬼子になる。 油鬼子になったら液体になって壁抜けや高速移動、体や頭を斬られてもまた再生しするため、自分を苦しめたやつらを殺しに行く...という話。 【印象に残ったところ】 ・ゆきこ ・ゆきこやゆきちゃんと呼んでいるせいか、油鬼子のこと可愛く思えてきた ・着ぐるみやけどマスコット的な可愛さある ・心臓が剥き出しになってて、あそこ弱点かなと思ってたけど関係なかった ・とにかくおっぱいいっぱい出る ・処女膜再生手術中にゆきこ登場 ・殺人後、歩いて帰るゆきこ ・足跡の油で身元バレる ・ゆきこ常に怒ってる ・怒れるゆきこ ・ジョーズゆきこ ・終わり方が切ない ・リリーさんがかわいい ・リリーさん唯一まとも ・ホメ監督の幅の広さぱねえ ————————————— こういうB級な映画(褒めてる)大好きなので、楽しかったです。

吉祥賭坊

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吉祥賭坊 The Casino 監督:張曾澤  1972年 香港 吉祥賭坊の乗っ取り計画のために殺された婚約者の仇を取るためにホァさまが復讐する話。 【印象に残ったところ】 ・冒頭の登場シーンからほああああああああああ ・やばエロさMAX ・やっべっぞしか言えない ・タバホァアアアアアアア ・死んだ ・なんなん? ・やばいやばいと聞いていたけれど、やばかった ・ホァさまの目の演技がもう、すごすぎて ・さすホァ ・ホァさまのヴェンジェンス報仇 ・いつも剣での戦いをよく見るけどカンフーもかっこいい ・若ラム先生ー! ・張徹も駆けつける ・監督がホァさまに抱かれてる ・みんなホァさまに抱かれるの好っきゃな ——————————— 鑑賞後ホァさまの余韻に浸った。 やべぇ。エリオットさまマジやべぇ。

古之色狼

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古之色狼 (1975) Fearful Interlude 監督:桂治洪 1975年 香港 桂治洪監督のオムニバスホラー。 第一部「鬼屋(The Haunted House)」 幽霊屋敷にまつわる話。 幽霊が出ると噂される屋敷で一晩過ごせるか賭けをする二人とその賭け金を狙うもう一人の男。 屋敷の持ち主の霊に寄って全員それぞれ別の方法で殺されてしまう。 【印象に残ったところ】 ・王鍾さんー! ・持ち主の霊の肖像画の裏に階段があったんやけど、なんであそこ行かへんねん 第二部「白骨無情(The Cold Skeleton)」 病気を患う母が亡くなる前に、「必ず戻ってくるから」と言い残し死んだ。 息子は母の死を悲しむが、毎晩母が墓を掘り返して家に戻ってくるので、頭がおかしくなりそうになる。 【印象に残ったところ】 ・サイコみたい ・実際にありそうな話でそこが怖い 第三部「古之色狼(A Wolf Of Ancient Times)」 間抜けそうな主人公の公子はお供の従者とともに道に迷い彷徨っていた。 大きな屋敷を見つけた公子は、屋敷の老婦人に頼み込んで泊めてもらえることとなったが、公子は人々は幽霊だと思い込み屋敷の娘の風呂を覗いたり好き放題する。(幽霊だから朝になれば墓場になってるから何をしてもよいという考え方をしている) 公子は風呂を覗いたことがバレて従者とともに鞭打ちのを受け、豚小屋に閉じ込められ朝を迎えるが、屋敷は墓場になっておらず、みんな本物の人間だった。 次に農村のある小屋にたどり着き、泊めてもらうことになる。そこでも娘が二人いて、公子は娘二人とイチャイチャしまくるが、その家が幽霊(キョンシー)の家だったっていう話。 公子は娘二人に血を吸われ亡くなっていた。夜中に気づいた従者はキョンシーたちから命からがら逃げ出す。 【印象に残ったところ】 ・公子がいかにもうざいやつ ・キョンシーに血を吸われて死んでても可哀想と思えない ・ほぼほぼエロコメディみたいな感じになってる —————————————— 桂治洪監督の粘液多めのグロも見られつつ、恐怖もありつつ、コメディもありつつ、色んなテイストのホラーが楽しめます!

妖魂

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妖魂 The Enchantress 監督:楚原 1983年 香港 数年前から謎の事件が発生していた。 主人公の莫少聰は捜査をしていたが、そこで翁靜晶に出会う。 莫少聰は翁靜晶を数人の男たちから助け出したため、屋敷に案内される。ところが、その屋敷に住むで翁靜晶の母親の魏秋樺は幽霊で1月1日生まれの莫少聰の生き血を狙っていた。 魏秋樺は18年前に劉永と愛し合っていたが、とある陰謀により殺されていた。その復讐のため魏秋樺は自分を殺すのに関わった人物を次々に殺していく。 霊媒師で羅烈も出てくる。 最終的に魔界へ行った魏秋樺を倒すため、超徳の高いホァさまが魔界への門を開けて、みんなで飛んでいって倒すという流れ。 最後は劉永さんに魏秋樺の霊が乗り移ったところを劉永さんが自爆して幽霊を倒す。 【印象に残ったところ】 ・クォさんが楚原映画に出てる! ・妖艶クォ ・だがやはりあざチュイ ・リエさんが特殊な鏡に映った時に浮かび上がるのが虹でかわいい ・その時のリエさんのセリフ「Very colorful」 ・トニーさんだいぶ長いこと取り憑かれてて女優の演技うまい ・楚原のホァさま贔屓がやばい ・神レベルの役 ・みんなが飛んでったりするところで80年代みを感じる —————————— 楚原の幽霊映画はすごく妖艶な世界で綺麗やった。

楚留香之幽霊山荘

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楚留香之幽靈山莊 Perils of the Sentimental Swordsman 監督:楚原 1982年 香港 楚留香(狄龍)は皇帝に呼び出され、最近力をつけている幽霊山荘の老鷹を調査するよう依頼される。 いつものように狄龍は命をいろんな人から狙われる。 今回は一点紅の凌雲が出ていない。 というのも、この幽霊山荘は楚留香と名前がついているものの、『陸小鳳シリーズ』のものらしい。 そう思うと一点紅がいないのも納得する。 顧冠忠が一点紅にすごく似た格好で登場して紛らわしい。 結局、幽霊と呼ばれていたのは、あの人だった...(ネタバレになるので本編でご確認ください) 【印象に残ったところ】 ・楚留香のティさま、美しい(いつも) ・リエさんのパッチワークの着物かわいい ・リエさんがお化け怖がってブルブル震えているところかわいい ・顧冠忠が一点紅と勘違いする ・ティさまのミントグリーンのお衣装素敵やが、やはりオレンジの衣装が好き --------------------------------- リエさんが大変可愛いのでそこが見所です!

傾國傾城

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傾國傾城 The Empress Dowager 監督:李翰祥 1975年 香港 日清戦争の時代。清は経済状況が悪化していた。 そのため、李鴻章(谷峰)は西太后(盧燕)の60歳の誕生日パーティーを取り止めるよう、皇帝の狄龍に頼んでいた。 宦官の姜大衛は、スパイとして皇帝らの動向を探るように命令されていた。 だが、途中でスパイをしていたことを涙ながらに狄龍に打ち明ける。 西太后は皇帝の狄龍が嫁と仲良くないので、側室を狄龍に選ばせる。 側室に選ばれなかった恬妮は、側室に選ばれた蕭瑤を陥れる。 祝宴の最中、酒に酔った姜大衛が蕭瑤を庇い、李鴻章が結ぶ天津条約で国が亡びることを訴える。 この後、なんやかんやあったが、西太后の力は強大で、実質的な政権を握っていた。 日清戦争の敗戦後も再戦を命令する西太后。 反対派の意見も受け入れられず、何も言えない皇帝に代わって、姜大衛が西太后に意見する。 宦官の立場で政治に関与する発言をした姜大衛は西太后の怒りに触れ、処刑されることとなる。 姜大衛が連れて行かれるところで劇終。 【印象に残ったところ】 ・セットや衣装などむっっっちゃくちゃ豪華 ・そしてこのセット、他の映画でもよく見る ・清時代の朝廷の生活が垣間見られる ・デビロンやべぇ ・かわいすぎて... ・監督張徹じゃないんだぜ(李翰祥監督) ・デビロンは他の監督が見ても公式かー← ・デビロンのことまだ何にも思ってない時に見たんやけど、衝撃すごかった ・狄龍の笑顔とうるうる顔 ・デビの笑顔と泣き顔 ・二人が楽しそうに遊んでるところ最高です ・正直話は... ・しかし、デビロンだけでも見る価値アリ! ・前髪ないデビもかわいいんで見てください ———————————————— 続編の『瀛台泣血』も見てみたい。

少林寺英雄伝

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少林英雄榜 Abbot of Shaolin 監督:何夢華 1979年 香港 少林寺が焼かれ生き残った僧の姜大衛は、少林寺の再興のため、仲間を集めるが、清朝からは白眉道人やチベット僧などが少林寺撲滅のために送り込まれる... 【印象に残ったところ】 ・デビさんの坊主、自分は結構好き ・傾國傾城のときもやってて似合ってた ・白眉道人出てきて嬉しかった〜 ・ 少林虎鶴拳 の時と同じ見た目でかわいい! ・チベット僧エジー待ってました!!! ・エジーの口開けてるところかわいい ・白眉とチベット僧の共演いろいろ濃すぎ ・白眉の股間ブラックホール技なくて、それは残念 —————————————— ストーリーのテンポも良く、あっさりしてて見やすいです。

保鏢

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保鏢 Have Sword, Will Travel 監督:張徹 1969年 香港   金20萬両の強奪を目論む盗賊飛虎のボスの谷峰から金を守るために、高い塔の中で戦うことになった狄龍。狄龍の婚約者の李菁は、偶然出会った姜大衛のことを好きになっていた。 狄龍を助けるために塔に入った姜大衛だったが、谷峰に刺され致命傷を負う。谷峰を殺したものの、他の兵士にも弓矢で攻撃され瀕死状態に。塔から命からがら降りてきて李菁に会うが、馬に乗ろうとしたところで命が尽きる。 【印象に残ったところ】 ・ティさまかわいい ・デビかわいい ・食事シーンでティさまがデビにライチを2つ突き刺したナイフ(?)みたいなやつを投げる→デビが受け止める→ライチを1個ずつ食べる→種を吐く→ニヤッとするデビ→ティさま、ニコッとして「好!」 ・↑この一連の流れ笑った(イラストのシーン) ・張徹がデビさんにやりたいこと?! ・張徹の欲望すごいなと受け取りました← ・ラストの塔での戦いのデビ贔屓(デ贔屓)がすごい ・死なない ・あんだけ血吹き出してから20分は立ってる ・これでもかってやられても倒れない ・色気で歩き続ける ・馬に乗れそうで乗れない ・だいぶ長い ・わかってるけど長い ・さすデビ ・後半ティさまがちょっと影薄め ・少年ぽいティさまも相変わらず美しい ・ストーリーが 刺馬 的な感じでちょっとヒヤヒヤする ・デビの馬がかわいい —————————————— ティさまがデビにライチ2個食べさせるシーンが特に印象的でおすすめです。

色慾與純情

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色慾與純情 純愛 Young Lovers 監督:林美年 1979年 香港 トンシンが余安安さんと両想いやねんけど、貧乏やから余安安さんの親に反対されてる話。 逃避行して二人で田舎で生活するも、見つかって連れ戻される。 ラストは結構報われへん悲しい結末。 【印象に残ってるところ】 ・トンシンちゃん、過去に余安安さんとリアルでも付き合っとったよな...? ・雨が降ったり、ホースで水かけられたり、よく濡れトン ・マダムに気に入られて可愛がられトン ・マダムにお持ち帰りされトン ・最初はマダムからの寵愛を拒んどっトン ・そやけど、帰る家がなくなってしまってマダムの家にお泊まりしトン ・マダムに求められ抱かれトン ・シャワーに呼ばれてキレっトン ・チンピラに刺されトン ・死にそうやのに顔は美少女で美しいトン ・安定の弱っトン ・ジャケットではなんか服脱いでるベッドシーン映ってるけど、これカットされトン? ・自分が見たやつでは服脱いでなかっトン ———————————— ノーカットバージョンくれください。 さすがEGSHT(エブリガールズスイートハートンシン)でした。(2人やけど) この監督の林美年さん、hkmdb見る限り、色慾與純情の1本しか作品撮ってはらへんねんけど、このトンシンが撮りたいがためにメガホンをとったんかな。 そこすごい気になる。

勾魂降頭

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勾魂降頭 Black Magic, Part II Black Magic 2 監督:何夢華 1976年 香港 降頭 の続編かと思いきや、俳優陣はほぼ同じで少し違う話。 前作での降頭師の谷峰さんは出ず、今回は羅烈さんが降頭師をやっている。 黒魔術で女性を操り、男性を好きにさせたりそういう系。 今回はBlack Magic Riceは出てこなかったが、母乳は直飲みになっていた。 狄龍が医者で謎の呪術にかかった人々の治療と犯人探しをする。奥さんが恬妮さん。 【印象に残ったところ】 ・やっぱリエさんの母乳直飲み ・医療(科学)で解決できない不可思議なことが起こってる!感 ・リエさんが長生きしてて、その秘訣が日々の母乳飲むことらしい(後から調べた) ・母乳健康法 ・リエさんがずっと真面目な顔で真剣にやってるところが良い ・シャム猫飼ってる ・本当に黒魔術があるかを確かめるために、恬妮さんに黒魔術をかけて、ティさまの友人を好きにならすっていうのをやってもらって、実際に魔術にかかってるのを見て怒るティさま(かわいい) ・善降頭師が結構あっさりやられちゃう ・目玉とネックレスをティさまに託す ・ネックレスが結構チート ・リエさんに超至近距離で魔術かけられてるティさまを助けるためにリエさんの腕をぶった切る恬妮さん ・強えぇ! ・死体を操れるリエさん ・黒魔術のシーンは面白い ・死体の頭に釘を刺したら若返る ————————————— 谷峰さんがいなくなって、あの独特のダンディーエロがなくなったのは寂しかったけど、リエさんがちょう真剣だった。 誰かが笑ってしまってNGになったNG集くれください。

血証

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血証 Payment in Blood 監督:桂治洪 1973年 香港 ※字幕なしで見たので、私の解釈です。間違っている部分があるかもしれませんがご了承ください。 闇の組織の犯罪を見てしまった岳華は、口封じのために闇組織から命を狙われることになる。 警察官の江島は岳華の警護につく。闇組織から岳華自身だけでなく、家族も狙われ、妻や娘が誘拐される。 警察が守るも執拗に狙われた妻子は、織物工場の水の入った機械の中に沈められる。 娘は何とか助かったが、妻が亡くなってしまう。 怒りに震える岳華。ここから岳華の逆襲が始まる... 【印象に残ったところ】 ・エジーとホァさまの追いかけっこ可愛すぎ ・りんご好きエジーかわいい ・エジーの隙をついて逃げるも、闇組織に見つかり殺されそうになるホァさま ・それを間一髪で助け出すエジーかっこいい! ・エジー、ホァさまにお叱りのパンチ ・しゅんとするホァさま(ここまでの流れが最高) ・ジャケットに描かれている印象的な蛇は、部屋にお届け物として持ち込まれる ・蛇がコブラになったり青大将みたいなんになったりコロコロ変わる(コブラ危険やもんね) ・蛇が逃げてもドアの隙間から追いかけてきたりする ・半狂乱になる妻 ・家にいる時も、闇組織に狙われる ・映像や話は終始暗い ・エジーの投げ技炸裂 ・後で調べてエジーが柔道やってたことを知る ・後半はホァさまのヴェンジェンス ・プールの中で泳ぎながら戦ったり ・悪ボス(?)らしき人を警察に引き渡し劇終 ・子供は無事でした —————————————— 前半のエジホァが最高に良い。 エジーが味方なんが嬉しい。 桂治洪監督ありがとう。

飛龍斬

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飛龍斬 The Dragon Missile 監督:何夢華 1976年 香港 ※ストーリーの結末に触れていますので、未見の方はご注意ください —————————————— 皇帝谷峰の背中におできができて、大変苦しんでいる。そのおできに効く薬の元となる植物(漢方的な?)を手に入れるため、部下の羅烈は薬の入手を命じられる。 谷峰の命には期限があって4日以内に戻ってこなければならない。 羅烈のお供に武術のエキスパートが数人つけられるが、こちらは薬を後から奪い取れば報酬がもらえると、皇帝の側近から言われており、敵の立ち位置。 薬を煎じる医者のもとに着くが、樊梅生が口を滑らせてしまい交渉決裂。やむなく医者の命を奪って薬を手に入れることに。リエさん樊梅生に後でブチ切れる。 薬を手に入れたものの、すぐに劉永に奪われる。 取り返すために、劉永母を殺してしまう羅烈。劉永宅で薬を見つけて取り返す。 その後は羅烈とそのお供たちの薬の奪い合いの攻防と、医者の娘と劉永が羅烈を仇討ちのために追いかけるという羅烈は周りから狙われまくる状況。 さらに、やっとの思いで谷峰のもとに戻った羅烈だったが、薬は水で濡れてしまい使い物にならなかった。 谷峰の怒りに触れて、朝廷側からも命を狙われる。 最後は劉永と医者の娘に飛龍斬の対策を練られ、奪われた上に、自分が刺されてしまい、劇終 【印象に残ったところ】 ・冒頭から飛龍斬の威力すごすぎて笑った ・火花すごい ・リュック型で背負っててかわいい ・しかし、そのフォルムがタガメ ・細いところ通ろうとすると、持ち手のところが引っかかりそう ・谷峰が痛みでアンアン言ってる ・リエさんの白い衣装素敵です ・リエさんおふざけなし ・必死に頑張るもみんなから攻められる役どころでかわいそうになってくる ・ストーリー面白くて魅入った ・さすが 空とぶギロチン の何夢華監督 —————————————— わかりやすいストーリーでリエさんもかっこよくて好きな作品でした。

三少爺的剣

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三少爺的劍 Death Duel 監督:楚原 1977年 香港 ※ストーリーの内容に触れていますので、未見の方はご注意ください —————————————— 剣の達人の凌雲はある日、剣神の三小爺の殺害を依頼される。 ところが、凌雲が三小爺のいる神剣山荘に行くと、三小爺は既に亡くなったと聞かされる。 場面が変わり、娼館の裏で話すことができない樊梅生と生活している‪爾冬陞‬。冴えない青年に見えるが、実の正体は剣神の三小爺。 いつも命を狙われるので、一般人として生活するため、阿吉と名乗って正体を隠していた。 家がない(設定な)ので、谷峰一家に助けられ、そこに住んでいる余安安と惹かれ合い結婚を約束する。 だが、トンシンは毒茶を飲まされたり、岳華に3日以内に死ぬ毒を骨に入れられたりしているので、それを治してもらうために出かける。 その途中に立ち寄った店で、 マジックブレード の狄龍や 流星胡蝶剣 の羅烈と出会い、トンシンは命を助けてもらう。ティさまに意味深な発言をされる。 毒を治せる医者は既に死んでいたが、凌雲がそのレシピを受け継いでいたため、凌雲に治してもらう。この時、お互いの名前を言っていないため、二人は正体に気づかないままだった。 すっかり傷が治ったトンシンはルンルン気分で家に帰って結婚式の準備を進めようとしていたが、何と余安安が殺されていた。殺した相手は凌雲だという。 ブチ切れたトンシンが、ワァーーーーーーーーと雄叫びをあると、普通の生活をしていたトンシンの部下たちがあちこちから駆けつけ、あっというまに軍隊を編成、すごいスピードで凌雲討伐の準備が進められる。 実際のところ、凌雲が余安安を殺したのではなかった。 陳萍が仕組んだことだった。陳萍は弟のセカンドマスターの姜大衛を決闘の場所に箱に入れて連れて来たが、頭がおかしくなっている姜大衛は言うことを聞かず、暴れ回ってトンシンと凌雲以外を皆殺しにして、どこかへ行ってしまう。 残った二人は決闘して凌雲が勝ったかに見えたが、トンシンの剣が一足先に凌雲の胸に刺さっており、凌雲は負けた。トンシンは去って行き劇終。 【印象に残ったところ】 ・トンシン美しすぎる ・美トン ・細い ・デカい ・ワァーーーーーーーーで召集かかるのすごい ・出演者陣豪

圓月彎刀

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圓月彎刀 Full Moon Scimitar 監督:楚原 1979年 香港 トンシンは王戎の妻の罠に嵌り、父からもらった剣術の本を盗まれてしまう。 その後、父から伝授された技を披露したら、その父の技は父が本を盗んで伝えたもので、トンシンは盗っ人の子供とバカにされる。 バカにされ、自暴自棄になったトンシンは、父の墓の前で自殺を試みるが、雷が落ち、崖から落ちた先で狐の幽霊の青青と出会う。 青青と仲良くなったトンシンは青青に彎刀をもらい二人で訓練し強くなる。 その後、過去の復讐を果たしたトンシンであったが、トンシンは武術界の頂点を目指す上で人間の嫁をもらうため青青を山に返してしまう。 そのarroganceすぎる態度をホァさまにたしなめられ彎刀も取り上げられてしまう。 そんな中、王戎はトンシンに負けて部下となっていたが、虎視眈々と反逆の機会を待っていた... 【印象に残ったところ】 ・眠らされて起きた時のキョロトンシンかわいい ・バカにされて自暴自棄な走っトンシンかわいい ・圓月彎刀かっこいい ・ダブル彎刀になって相手の剣を奪えるのかっこいい ・でもトンシンが青青を山に返してしまうところはちょっとひどすぎる ・トンシン、ホァさまに叱られる ・わいも叱られたい ・落ち着き穏やかホァさま ・子供も預かってくれる ・トンシンの衣装かっこいい ・結局、青青のとこに帰ってくるトンシンだが、そうすると人間の妻はどうした?という新たな問題が... ——————————— トンシンがarroganceだったが、ホァさまに叱られて青青と協力して戦うラストはよかった。

冷血十三鷹

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冷血十三鷹 The Avenging Eagle 監督:孫仲 1978年 香港 谷峰に育てられた孤児13人は十三鷹として殺人マシーンとなる。 十三鷹はトレードマークの鷹のネックレスをつけててそれぞれのカラーがある。狄龍も十三鷹の1人。 狄龍は逃亡中に出会った傅聲に助けられ共に行動するが、傅聲の正体は... 【印象に残ったところ】 ・ティさまの衣装むちゃくちゃかっこいい ・十三鷹良い ・谷さん良い ・タンタンもいた ・赤ジョニ悪党やはり似合ってる ・谷さん&十三鷹ファミリー集合写真むっちゃ好き ・傅聲がシリアスな役ですごく好きやった ・孫仲監督好きや ・怪我して倒れてたところを介抱してもらって、家族の温かみを知ってしまったティさま ・ティさまが鷹のネックレス外してるだけでブチ切れる谷峰 ・鷹のネックレスかわいい ・ラストの傅聲か谷峰かどっちを取るのか!?のところすごいよかった ——————————— アクション、ストーリー共に面白かった。 張徹とも楚原ともまた違う良さが孫仲監督にはある気がする。孫仲監督の映画も美しい。

凶榜

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凶榜 The Imp 監督:余允抗 1981年 香港 ホラー映画が見たくて見た作品。 主人公の秦祥林の妻は身篭っているが、その妻の子供に子供の霊が転生しようとする。 秦祥林はビルの警備の仕事に就く。夜中に見回りをしている際に、エレベーターで不可思議なことが起こり、同僚は次々と不審死を遂げる。 ビルの前は誘拐犯に拐われた女の子が捕まっていた場所だった。悪霊となった女の子は生まれてくる子になり代わろうとしていたのだった。 墓場で出会った風水師の岳華は秦祥林を助けるため法術を施すが悪霊にやられてしまう。 岳華の遺言で夜明けまでに悪霊を倒すよう言われた秦祥林はビルへ向かうが地下は広大な墓地と化していた。 夜明けまでに悪霊を倒すことができるのか... 【印象に残ったところ】 ・王青・王鍾兄弟が出てる ・エレベーターっていつも怖いよな ・緑のシーンが多い ・グロは緑のシーンの割に少な目 ・悲鳴のほうが多い ・ビルの地下が広大な墓地になってるところは ビヨンド っぽくて好きだった ・救われない系 ・おじホァさまかっこいい ・ホァ風水師かっこいい ————————————— 余允抗監督作品初めて見ましたが、面白かったので他作品も見たい。

至尊一剣 / 老鷹的剣

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至尊一剣 / 老鷹的剣 The Supreme Swordsman 監督:李百齡 1984年 香港 白彪が剣を集めている。 100本の集めるのを目標に数々の剣豪と戦っている。 部下が元華。 元華は、白彪が勝って手に入れた剣に細かく日時や場所、相手の名前などを記載したプレートを下げてコレクション棚に飾る役。 99本が集まったところで最後の100本目をソードマスター(王戎)のところへいただきに戦いを挑むが負けてしまう。 王戎に「まず私を倒すとかいう前に、いい剣を使ったら?」と言われた白彪は町の刀鍛冶やを営む谷峰、‪爾冬陞‬父子のもとへ行き、剣を10日以内に作るよう指示を出す。 なんやかんやあって、谷峰が20年前に解散した黒魔術教一派の一員であり、寒鷹剣を持っていることがわかる。白彪はその剣を狙い谷峰と対決し、谷峰を殺し剣を奪う。 その後自分の師匠の關鋒を殺し、黒魔術教の教典も奪う。 黒魔術教一派のおじいちゃんたちが‪爾冬陞‬に稽古をつけてくれる。 ある日、元華が‪爾冬陞‬のもとに、谷峰から預かったという‪爾冬陞‬のために作られた剣を届けにくる。 ‪爾冬陞‬はその剣を持って父の仇の白彪に挑む。 【印象に残ったところ】 ・トンシンちゃんかわいいかっこいい ・白彪さん見ると神輿(cf. 少林拳王子 )が思い浮かび笑ってしまう ・悪白彪 ・トンシンちゃんが3人のじいちゃんたちに無理やり薬飲まされるシーンかわいそうやけど好き ・谷峰かっこいい ・くもっちもかっこいい ・クリスタル天翔 ・ところどころぶっ飛んでてそこがいい ・李百齡監督作品初めて見たけど面白い ・副導演で下記作品あるので、知ってるのも多いので、キャストさんや雰囲気が張徹や楚原に似てるのかも... 副導演 (12 films)   少林寺 (1976)   多情劍客無情劍 (1977)   三少爺的劍 (1977)   白玉老虎 (1977)   明月刀雪夜殲仇 (1977)   倚天屠龍記大結局 (1978)   秀花大盜 (1978)   蕭十一郎 (1978)   倚天屠龍記 (1978)   蝙蝠傳奇 (1978)  

奇門怪招爛頭蟀

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奇門怪招爛頭蟀 The Reckless Cricket 監督:桂治洪 1979年 香港 カンフーコメディ。 韓國材は道場を壊され、父親も殺されたため、道場を再建するべく修行に出る。 途中インチキカンフーに騙されながらも羅烈のもとでやっとカンフーを学ぶ。 強くなった韓國材は序盤で追い返された屋敷に行き、嫁をもらい、道場を再開する。 生徒たちにカンフーを教える韓國材。 そこへ笑顔の江島がやってくる。 郊外でのラストバトルへ。 【印象に残ったところ】 ・桂治洪監督のカンフー映画初めて見た ・韓國材さんがどんどんかっこよくなっていく ・笑林寺三十七房 ・前半のインチキカンフーパートも面白い ・リエさんの足綺麗 ・エジーの笑顔ってほんまいいな ・タンタンが変 ・敵たちがかわいい —————————— 面白くて最後まで集中して見た。 他の桂治洪監督作品ももっと見ていきたい。

日劫

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日劫 Descendant of the Sun 監督:楚原 1983年 香港 スーパートンシン! 仙界生まれなのでスーパーパワーが使える。 姫の命を狙う邪教の子、顧冠忠と対決する。 日食になると力が弱まる。 【印象に残ったところ】 ・小鳥と話せるトンシンちゃん ・オウムとも話せます ・姫様のところで従者に徹してるのかわいい ・スーパートンシンに助けてもらうためにわざと飛び降りる姫 ・スパトン空も飛べる ・姿も消せる ・強い ・無理やり吊られるトンシンかわいい ・吊らトン ・トンシンがいじめられるの見るの好きかも知れん← —————————— 手からビームが出たりと何でもありの本作。 楚原も撮ってて楽しかったやろな。

魔剣侠情

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魔劍俠情 Return of the Sentimental Swordsman 監督:楚原 1981年 香港 楚原監督100作品目の記念的作品。 多情剣客無情剣 の続編。 詳細理解してへんが、money clanが何やらやっており、そのトップの谷峰が狄龍と‪爾冬陞‬を倒して武術界の頂点に立とうとしていた。 武術界から去った狄龍と爾冬陞だったが、武術界は彼らを必要としていた。 狄龍は井淼から武術界に平穏を取り戻すため阿飛(‪爾冬陞‬)を探すように言われる。 狄龍も武術界から離れて酒飲みになっていた。 阿飛はというと阿飛も武術界から離れ、楚湘雲のもとで花の数を数える穏やかな毎日を過ごしていた。服も毛皮のワイルド服から水色の可愛い服に変わっており、よく食べよく寝る生活。 なんやかんやゴタゴタがあって、‪楚湘雲が谷峰と寝ているところを発見した爾冬陞‬はショックでアル中になってしまうが、これではいかん!となり、最後はワイルド阿飛に戻り、狄龍と阿飛が協力し、谷峰を倒す。 【印象に残ったところ】 ・冒頭からホァさまの色気に当てられる ・ポニテワイルドホァ=我々を殺しにかかっている ・この前のピンクのときより好き(あれはあれでよかったが) ・阿飛が飼い慣らされた?? ・それはそれでかわいい ・よく寝てる ・傅聲の衣装かわいい ・頭に付けてる飾りと、大きめのイヤリング似合ってる ・アル中になって泣いてる阿飛かわいい ・なんでこんなにかわいいんや ・ワイルド阿飛ももちろん最高 ・トンシン充できる作品 ・楚原ありがとう ・楚原も楽しかったやろうな ・楚原の推し勢揃い ——————————— 楚原監督ありがとうと言いたくなる作品。 ほんまに撮ってくれてありがとう。

七面人

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七面人 The Imposter 監督:鮑學禮 1975年 香港 コスプレしたデビさんがメンズの生脚ガン見する話。 王鍾と李修賢兄弟が金を輸送中に盗賊に襲われ、兄の王鍾が意識を失っている間に弟の李修賢が犯人の濡れ衣を着せられていた。 李修賢は警察隊の隊長の陳觀泰に連行され拷問を受けていた。 真犯人を探すために、姜大衛を探してくれるように弟に頼まれた王鍾は姜大衛を探す。 姜大衛は色んな人々に変装しており、その中の1人、独眼龍が左脚に傷のある真犯人を探すために奔走する。 犯人が見つかった後は、姜大衛は金を取り戻し、王鍾兄弟に返してやり、陳觀泰のことも殺さない。 【印象に残ったところ】 ・カンタイさんが良すぎ ・けしからんタイ ・からのかわたい ・かわいすぎてたいちゃん ・デビさんの七変化面白い ・生脚ガン見面白い ・デビさんてこういう市民のために悪を懲らしめる役多い気がする ・坊主デビさん結構好き ———————————— カンタイさんが良すぎて、あああああああな映画でした。

海軍突撃隊

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海軍突擊隊 The Naval Commandos 監督:張徹 1977年 香港 劉永が戚冠軍の息子に語る回想シーンから始まる。(回想がメインのストーリー) 中国軍が日本軍の軍艦いづも(字幕ではIZUMA)を破壊するミッションを果たす話。 最初は漁船の振りをして潜入しようとするが、船を壊され失敗、ヒッチハイクで上海へ。 上海で出会った姜大衛とその用心棒の傅聲とも協力し、いづもを落とすために命をかける。 【印象に残ったところ】 ・五毒ちゃんたち可愛すぎ ・小中学生 ・体操服で登場 ・張徹ッ! ・張徹の新たな推しカプアピールがすごい(戚冠軍・傅聲) ・五毒ちゃん出てるシーンはどれも激かわ ・何度も見たい鹿峰と傅聲の敬礼シーン ・キスしてもらうシーンもどちゃくそかわいい ・ティさまを雑に扱う張徹 ・それに対してデビさん贔屓が過ぎる ・デ贔屓 ・美しく丁寧な死に様(イラスト) ・ハンカチ王子 ・タンタン! ・タンタン大活躍 ・チラッと王力 ・期待の推しの戚冠軍と傅聲を派手に死なせる張徹の性癖も爆発 ・張徹ッッッ! ——————————— 張徹の推しポイントがわかりやすくて、ここに注目すればいいんだなと教えてくれる良い作品。(※戦争モノです。) 前から見たかった作品なので、見れてすごく嬉しかった!

人皮燈籠

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人皮燈籠 Human Lanterns 監督:孫仲 1982年 香港 ※内容に触れていますので、未見の方はご注意ください。 ———————————— 劉永と陳觀泰は金持ちでライバル同士で、いつもいがみ合っている。 劉永は燈籠祭りで良い燈籠を作ることで陳觀泰を負かしてやろうと思い、燈籠職人の羅烈にとびきりの燈籠を作るよう依頼するが... 実は羅烈の作る燈籠は人間の皮膚で作られていた。 劉永と羅烈は7年前に一度戦っており、その時に負けて顔に傷を負わされた羅烈は剣を捨て、燈籠職人になったのであった。 羅烈は陳觀泰の妹とお抱え娼婦を誘拐し、その後、劉永の妻も誘拐しレイプし、それぞれの皮を剥がして、最高級の燈籠を作った。 羅烈は人を誘拐するときに、髑髏の仮面のようなものをつけていて、モフモフのブーツと手袋、モフモフのカツラをらつけている。それで変な動きをしながら追いかけてくるので、結構怖い。 羅烈は劉永と陳觀泰、お互いがお互いを疑うように仕向け、その裏で彼らの大切な女性の皮を剥いでいた。 最終的に、いがみ合っていた劉永と陳觀泰はそのことに気づき、二人で協力して羅烈を追い詰める。 羅烈の家の秘密の地下室の奥で炎に包まれて羅烈は亡くなる(?) 命からがら逃げ出した劉永は、警察官の孫建に、自分の財産を貧しい人に分け与えるように頼む。劉永自身は旅に出て行った〜劇終 【印象に残ったところ】 ・リエさん変質者 ・シリリエキラー ・リエ「燈籠ができあがるまで、決して覗かないでください」 ・リエハウスちょっと行ってみたい ・燈籠の話やからか、光の映り具合が綺麗で映像が美しかった ・リエさん律儀に最高級の燈籠作ってて、そこはさすが職人 ・羅莽がアサシン役で出てる ・羅莽と孫建いるので、ある意味五毒映画 ・終盤、カンタイさんが神輿みたいなやつから飛び出してきてちょっと笑った ・生きてたんかい ・皮剥がされた女性たちが1番の被害者 ・リエさんの妬み ———————————— 猟奇的な要素が強く、怖いんやけど、映像は燈籠の温かみがあって美しい作品。 出てくる方たちそれぞれのキャラクターが良い。 面白い作品でした。

山東狂人

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山東狂人 This Man Is Dangerous 監督:王龍威 1985年 香港 ※内容に触れていますので、未見の方はご注意ください ——————————— 刑事の錢小豪と張展鵬がジョニー率いるギャング団と抗争する話。 (ほぼほぼジョニー1人相手にめちゃくちゃされる話) クライマックスは途中、ジョニーの弟の尹相林が錢小豪に撃たれ死亡し、それによりジョニーがキレまくり、暴走が始まるところから。 マシンガンで人を殺しまくるし、仲間も殺す。 捕まえた錢小豪を助けにきた張展鵬も仕掛けを使って殺す。 羅莽刑事が何とかジョニーを押さえつけ逮捕しようとした瞬間、錢小豪がジョニーの頭を撃ってジョニー死亡。錢小豪も建物から自ら転がり落ち死亡(?)〜劇終 【印象に残ったところ】 ・ジョニーがとにかくmad ・Mad Johnny Fury Road ・Johnny Mad Dog(別の映画) ・シウ兄の着てたアディダスのタンクトップ昔古着で持ってた ・後半、シウ兄、張展鵬さんも、ただの被害者 ・だれも救われない ・劇終後、心置いてかれる系作品 ・唯一、羅莽死んでない ・荒々しいジョニーの濡れ場 ——————————— ジョニーが撮りたい映画見れてそれは嬉しかった。 キレキレジョニーが見れます。

大俠梅花鹿

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大俠梅花鹿 The Fantasy of Deer Warrior 監督:張英 1961年 台湾 凌雲さん(Deer warrior)が鹿のコスプレをして父親を殺した狼に復讐する話。 ライバルのSika deer、恋人となるMs.deer、色々な動物をはぐらかしたり上手く操るErotic fox、みんなから頼られるUncle goat、敵のEvil wolfなどキャラクターも豊富。 子供向けなんやろうけど、ちょっと怖い描写もあったりする。鳥や亀もいる。 twitterのフォロワーさんに教えていただきましたが、台湾語映画でフィルムが残っている大変貴重な作品だそうです。 【印象に残ったところ】 ・鹿コスプレのくもっちかっこいいと可愛い ・Erotic foxの眼鏡良い ・狐は頭良くてずる賢いという設定は万国共通なのか ・ウサギと亀や、狼少年の童話も盛り込まれてた ・鹿っちが持ってる鹿の角の武器かっこいい ・亀歩けたんかい ———————— 前に見た『 虎胆 』もそうやけど、動物のコスプレ(?)やる映画今より昔のほうがあったんかな? こういうの見ると『 冲霄樓 』のクォさんの智化もまあ全然ありか、と思えてくる。

連體

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連體 The Siamese Twins 監督:麥靈芝 1984年 香港 ※言語わからずに見たので内容は私の解釈です。 —————————————— カナダの留学から香港に戻ってきた陳玉蓮の前にシャム双生児だった双子の妹の幽霊が現れる。 父の岳華は香港に戻ってきた娘の陳玉蓮を歓迎するが、母の恬妮は陳玉蓮を見て何か怯えた様子。 実はシャム双生児の妹は出産時に亡くなっており、生きられなかった恨みを現在生きる姉の陳玉蓮に持っており、陳玉蓮の周りの人々を次々に殺していく。 【印象に残ったところ】 ・岳華・恬妮夫婦で夫婦役 ・ラスト15分くらいまで全然ホラー味出ない ・エロ? ・妹の霊はセックスしたくてたまらんかった? ・妹の霊が男をレイプ ・何にせよレイプ怖い ・レイプした男を操って他人の命を狙う ・ビッチぽい女友達のtkbは映ったが、陳玉蓮さんのtkbは映らんかったので多分事務所NG ・おじホァさま見てるとなんか和む ・あんまり怖くないなぁと思ってたらラスト10秒でやってくれた ・こっわ〜 ・ありがとう ・最後どうなるねんと思って見てたから、このオチは結構嬉しかった ・怖くて面白かった ———————————— トレーラーで怖そうやなと思って見たけど、実際はホラー要素より、ロマンス要素(痴情)のほうが多い。 でも、ラストがいい終わり方(よくないけど)なので面白かった。

鬼眼

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鬼眼 Ghost Eyes 監督:桂治洪 1974年 香港 鬼眼を見ると自分の意思がなくなってしまう... 鬼眼を持つ幽霊の思維に翻弄される陳思佳。 思維には十字架やナイフも効かない。 ただ、思維には唯一苦手としてあるものがあった... 【印象に残ったところ】 ・陳思佳が働いている美容院のシーンなんか好き ・鬼眼をくらえ!ピカーン ・鬼眼されると言いなりになってしまう ・鬼眼怖い ・鬼眼の思維はドラキュラ対策法では効かない ・道士も効かない ・唯一効く方法を試すのがラスト10分からぐらいで結遅い ・すごい焦らす ・鬼眼されてレイプはかわいそう ・陳思佳さんの顔色がどんどん悪くなっていくのが怖い ・話が結構長くて、思維倒すまでに大分時間がかかるので、気持ちは少しだれてしまった ・1960年に『未知空間の恐怖/光る眼』ウルフ・リラ監督の映画が公開されてるが、桂治洪監督はこれに影響受けてるかもしれへん ・自分は上記のリメイク版1995年の『光る眼』を見たことあるが鬼眼で人をコントロールするところなど似ている部分がある ————————————— グロは少なめでかなりライト。 ただ、長い。 鬼眼やるシーンは好きです。

虎胆

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虎胆(虎膽) Raw Courage 監督:羅維 1969年 香港 皇帝の子供を守りながら鄭佩佩、岳華、吳風の3人が逃走する話。 岳華は鄭佩佩、吳風の2人の水先案内人的な立場で途中から2人を導いてくれる役。 検問やすごい数の追っ手をくぐり抜ける。 【印象に残ったところ】 ・3人が祭りの日に虎や羊などのかぶり物を被ってるシーンがむちゃくちゃかわいい(イラストに描いたシーン) ・ホァさまの獅子先導者もかっこいい ・ホァさまの拘束ムチシーン良い ・普段ホァさま露出少ないので、腕とか足が出てるだけで、オッとなる ・赤ちゃんが常におんぶ紐で戦闘に参加してるんやけど、大丈夫かいなとハラハラする ・逃走シーンが続くのでちょっと飽きてくる ———————————— 最後まで逃げ続けて、まだ逃げるのでもうちょっとオチがほしかったけど、かぶり物かわいかったのでそれでいいです。

蝙蝠傳奇

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蝙蝠傳奇 楚留香之二蝙蝠傳奇 Legend of the Bat 監督:楚原 1978年 香港 古龍原作。 楚留香 第二弾。 あんまり話の詳細な意味わかってへんのやけど、楚留香(狄龍)は岳華の妻の井莉の病気を抑える薬のpoppyを採りに行くために、poppyがたくさんある蝙蝠島へ行くことになる。 なんやかんやあって船に蝙蝠島へ行く面々が集まるが、船が爆破され、狄龍たちは船に積んであった棺桶に1人ずつ乗り優雅に脱出。 ちょうど通りかかった‪爾冬陞‬の船に助けてもらう。 その後みんな牢屋に閉じ込められてしまうが、岳華の鉄が斬れるナイフで牢屋の鉄格子を切り取る。牢屋から陸地までは酸の池で隔てられており、そこは王鍾が持っていたマジックシルクワイヤーを使って脱出することに。 途中一点紅(凌雲)が落ちそうになるが王鍾に助けてもらう。王鍾のこと殺すと凌雲は言っていたのに命を助けてもらって、お礼も言わず王鍾を睨んでる凌雲だったが、狄龍が「さ、みんな向こうへ行こう」みたいに間に入って緩和。ここ不器用な一点紅の性格が出てて面白かった。 炎の場所や氷の場所を元華さんや井莉さんが犠牲になりながらも何とか突破。ついに蝙蝠島の内部へ潜入する。 蝙蝠島を牛耳る蝙蝠王子は‪‪爾冬陞‬だった。 自分が息子のうちで1人捨てられたことや目が見えないことなど自分の運命を呪ってこのようなことをやっていたらしい。 あと、狄龍の命を狙っていたのは、前作の無花和尚の弟だった。(無花和尚に弟っていたっけ?) ‪爾冬陞‬は目が見えないので、建物の明かりを全部消して自分が有利な立場に立ち戦いを仕掛けてくるが、みんなで協力して倒される。 ‪爾冬陞‬が倒れた後、おもむろにマジックワイヤーを取り出す凌雲。王鍾との約束であったマジックワイヤーでトンシンを捕らえるということを果たすため、トンシンをぐるぐる巻きに。そのまま引きずって去っていく凌雲。みんなが見守りながら劇終。 【印象に残ったところ】 ・楚留香と一点紅が行動をともにすることが多い ・なんか嬉しい ・蝙蝠島潜入のために冒険するところ面白い ・炎や氷のセットかっこいい ・棺桶で海を漂っても優雅なティさま ・楚留香の衣装がオレンジからパステルグリーンに ・一点紅の衣装がネイビーでかわいい ・ティさまの笑

小樓殘夢

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小樓殘夢 The Forbidden Past 監督:楚原 1976年 香港 クリスマスの夜、船員の凌雲(羅威)は香港に降りたち、ナイトクラブに立ち寄った。 そこでホステスをしている井莉と酒を飲むことに。 帰ろうとすると、井莉が付いてきており、父親を知らない5歳の息子にクリスマスプレゼントとして会ってくれないかと頼む。 なぜかというと、凌雲(羅威)は井莉の息子の父親の保羅(凌雲)にそっくりだったからだ。 ここから井莉の回想が始まる。 井莉と幼なじみの保羅は大変仲が良く、保羅の両親に反対されても付き合っていた。保羅の母親の誕生日パーティーで井莉のことを紹介するも、反対されてしまう。しかも、井莉は保羅の母から直接保羅と別れるように言われる。 身分の違いから別れることも考える井莉だったが、保羅は友人の宗華に説得されたり、小さな小屋の持ち主の思維の言葉に励まされたりと、2人は関係を続けることを決める。 保羅は再度両親を説得しようとするが、またもや反対される。保羅は家を出て井莉と2人で暮らす。 井莉が妊娠していることがわかり、働けなくたったので、保羅は朝晩と仕事を掛け持ちして馬車馬のように働く。そんな中、井莉が交通事故に遭ってしまう。 治療費を捻出しようと駆けずり回る保羅。途中金持ちそうなおばさんのバッグを盗ろうとするが我に返りやめる。病院に行ってみると、保羅の父親(井淼)がそこにはおり、治療費を払ってくれる。 保羅はこのことにより、4〜5年の留学を決意。 待っててくれと井莉に言い残し香港を立つ。 井莉は1人で子供を育てながら待っているが、ある日保羅から手紙が来て、銀行の娘と結婚した旨ともう待たなくていいと書かれていた。 回想シーンが終わり、実際に凌雲は井莉の息子に会いに行く。子供は大変喜び3人で2日間過ごす。 凌雲が香港を離れる日となり、井莉とも別れの時間が訪れる。“残りの人生を過ごす間、絶対に忘れない”と2人は別れる。 【印象に残ったところ】 ・ただただ切ない ・ポール(保羅)ひどいやつ ・親の圧力があったにせよ、子供もいるのに別の金持ちの女性と結婚するのはひどすぎる ・もう待たなくていいってどういうことやねん ・ひどい ・それくらいの愛やったんか ・せめて養育費は払おう ・あの小屋で過ごした日々

壁虎

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壁虎 The Lizard 監督:楚原 1972年 香港 ※内容を書いてますので、未見の方はご注意ください —————————————— ‪普段は冴えない刑事の岳華は怪盗壁虎として金持ちから盗んだ金を貧しい人たちに分け与えている。 壁虎は手紙で盗む物と時刻を宣言してその通りに盗み出す。 ある日、沈殿霞・顧文宗の結婚記念パーティーの際に夫人のダイヤのネックレスが壁虎の予告通りに盗まれる。 警察官のチーフの羅烈が綿密な操作により、正体がバレそうになる岳華だったが、上司の楊志卿の孫娘で友達の陳寶珠の機転により、助けられる。 ここで陳寶珠は壁虎の正体を知ることとなる。 刑事の岳華は普段は口ごもった話し方をし、冴えないふうを装っているが、賭博場でイカサマをしている馬劍棠のことを見破り反対に大負けさせたり、町の人々の役に立つことを知られないように行なっている。 正体を知った陳寶珠は壁虎の岳華と一緒に悪者から盗んだお金で募金をしたりする活動を行う。 ある日、陳寶珠は羅烈にその美しさを認められた嫁にされそうになる。羅烈が日本へ出張へ行っている間に結婚の話をつけておけと言われた馬劍棠は楊志卿に昇進させる代わりに孫娘の陳寶珠を羅烈の嫁にしろと脅す。とっさに楊志卿は陳寶珠は岳華と結婚すると話す。それを聞いた馬劍棠は邪魔な岳華を壁虎に仕立て上げて逮捕してしまう。 何とか岳華を救い出すために楊志卿は馬劍棠を第二の壁虎として仕立て上げることで岳華の容疑を晴らそうとするが、帰国した羅烈にばれてしまい、楊志卿・陳寶珠・鄭康業は捕らえられてしまう。 岳華は羅烈に捕らえられてしまった3人と交換に日本領事の陳濠を誘拐し人質とし交渉するも、羅烈たちに囲まれ全面対決に。 楊志卿・鄭康業は亡くなってしまうが、陳寶珠の投げたナイフにより羅烈は倒れる。 満身創痍の岳華と陳寶珠が寄り添い劇終。 【印象的に残ったところ】 ・壁虎かっこいい! ・リエさんが悪役で鋭くて嫌なやつなんやけどこちらもかっこいい! ・ホァさまの鄭龍時と壁虎時の違いが良い ・壁虎が黒でリエさんの衣装が白で対になってて良い(リエさん潜入時は黒衣装。これも良い) ・リエさんおふざけなし ・陳寶珠のアクションすごい ・武術指導は袁祥仁さん ・後から知ったが袁ファミリー出

侠士行

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俠士行 The Long Chase 監督:何夢華 1971年 香港 羅烈が皇帝を暗殺した岳華を追いかける話。 刺客に皇帝を殺された罰として羅烈は処刑されそうになるが、過去に功績を挙げていたことから、もう一度チャンスを与えられる。 5日以内に皇帝を殺した犯人生捕りにするようにお上から命令される。 岳華は山で山賊に奇襲された男から、死に際に判事に手紙を渡してほしいと受け取る。    岳華は民衆のために戦う侠客でking of flying daggerの使い手として知られている。そのため、皇帝殺害現場に残していったdaggerから岳華の犯行と羅烈に容疑をかけられていた。 岳華は立ち寄った客棧で羅烈に捕まりそうになるが、先程山で山賊に襲われた亡くなった人になりすます。偶然そのなりすました人がこの客棧の主人の甥っ子だったことから、主人と娘(李菁)が芝居をしてくれて、何とか羅烈に捕まらずにその場を乗り切る。 岳華の正体がわかった後も、客棧の主人と娘は岳華に協力する。羅烈は岳華をまだ疑い続け、一緒の客棧に宿泊する。 一方その頃、山賊たちはターゲットを殺したと思っていたが、客棧にその人物がいたことから、殺していないと判断し、岳華の命を狙うことにする。 岳華は山賊と羅烈両方から追われている状態になる。 山賊に襲われる途中、山賊が岳華をおびき出すために、岳華の格好をして現れたことがあった。これにより、一瞬羅烈の岳華に対する疑いは晴れたが、最終的に、李菁が山賊の人質になってしまい、李菁を助けるときに、岳華が証拠となるdaggerをやむを得ず使うこととなり、その結果、羅烈は岳華を逮捕する。 岳華は逮捕されたが李菁の命は助かった。 一夜明けて、山賊に父親を殺された李菁は、岳華と一緒に行きたいというが、岳華は断る。 羅烈と岳華が町を出ようとすると、山賊の親分と残党たちが立ちはだかった。手錠をされつつも軽い身のこなしで山賊を次々と倒す岳華。途中危うくなった羅烈のことも何度も助けた。 山賊たちを一掃し、羅烈の剣を羅烈に渡しながら、「行こう」という岳華。 羅烈は岳華の手錠を壊す。李菁と一緒に健やかに過ごすようにという羅烈。 「お上に何て言うんや?」と尋ねる岳華に対して、刑事の印のような鉄の印を剣で斬り、刑事を辞めると言う羅烈。岳華の

白玉老虎

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白玉老虎 Jade Tiger 監督:楚原 1977年 香港 ※ストーリーの内容に触れていますので、未見の方はご注意ください ———————————— 古龍原作。 狄龍は毒の武器を作ることで有名な唐家に父親の仇を取るために潜入する。 冒頭、狄龍と蕭瑤の婚礼の日に、狄龍の父親が首なし死体で発見される。 父親の仇を取るために、狄龍は家を出る。途中、‪爾冬陞‬(唐玉)に出会うが、命を狙われたことにより、逆に‪爾冬陞‬を誘い出し殺害する。 唐家に‪爾冬陞‬の友人として死体を届ける。そこに行方がわからなくなっていた谷峰が姿を現した。 谷峰は狄龍の父親の首を唐家に持って行き、唐家の信頼を得てスパイとなり、唐家を滅ぼすために潜入していたのだった。 谷峰が持ち去った“白玉老虎”の中から出てきた紙に、狄龍の父親からの秘密事項が記されていた。 実は、狄龍の父親は自ら首を切り、谷峰に指示をし、谷峰の唐家潜入のための犠牲となっていた。父親が記した紙には、狄龍に谷峰を守るようにと書かれていた。 事実を知った狄龍は、唐家の信頼を得るために施思(唐羽)と結婚する。それを聞きつけ狄龍の実際の妻と妹(李麗麗)が唐家に押しかけ修羅場となる。 別人になりすまして唐家に潜入していた狄龍は、妻や妹のことも知らないとシラを切る。狄龍のことを疑っていた羅烈は妻を殺せば金をやると狄龍に言う。どうしようか逡巡している狄龍に対し、ショックを受けた妻は狄龍の持っていた剣で自分を刺し自害してしまう。 ショックを受ける狄龍。夜に白い着物を着て妻を追悼する。そこへ岳華が現れる。岳華は事実を知っていた。 ついに、狄龍の正体が羅烈にばれてしまったことにより、唐家との全面的な戦いとなる。ここでも狄龍の命を助けた施思が自害してしまう。 羅烈は先にスパイとして潜入していた顧冠忠(西施)に殺される。最後まで残った岳華は谷峰に後ろから刺されたことがきっかけとなり、その後さらに刺されて死亡。 最後は家でたくさんの位牌の前で拝む狄龍ら生き残った人々。唐家を滅ぼしたものの、唐家で狄龍の命を救った岳華や施思、そして妻や多くの犠牲者のことを思うと、争いに疑問を抱かざるを得ない。喜ぶ身内をよそに暗い表情の狄龍。 “いつかこの世界の悪意や戦いにうんざりする日が来るのだろうか 私は

明月刀雪夜殲仇

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明月刀雪夜殲仇 Pursuit of Vengeance 監督:楚原 1977年 香港 ※ストーリーの内容に触れていますので、未見の方はご注意ください。 —————————————— 古龍原作。 マジック・ブレード(天涯名月刀) の続編。 狄龍は萬馬堂の屋敷に7人の侠客の1人として呼ばれた。萬馬堂の主人の張沖は、7人の侠客に対し、かつて有名だった“Shen dao school”が白天羽の20年目の命日に復讐のために萬馬堂を根絶やしにしようとしているかもしれないと話す。張沖は7人に調査を依頼するが、そんな最中、萬馬堂で殺人事件が起こり、狄龍自身も命を狙われることになる。 事件の真相を突き止めるため、狄龍と劉永は20年前に殺された白天羽の殺害に関わった6人の人物を探す。 実は狄龍は白天羽の息子で、父親の仇を取ろうとしていた。狄龍は母方の姓(傅)を名乗り、父親が殺されたことを忘れないために、“紅雪”と名付けられた。 萬馬堂の面々と戦うも、最後に残った張沖に誰がとどめを刺すかで羅烈と揉める。 狄龍の刀でとどめを刺したものの、羅烈の怒りは収まらず、狄龍と戦うことに、劉永の案でズボンを脱がせたほうが勝ちということになり、狄龍が羅烈の着物の下側を破り取り勝利、となるはずが、羅烈は「そもそもズボン(パンツ)穿いてへんし、負けとかないし」みたいなことを言い放ち、尻丸出しで去って行く〜羅烈の尻劇終 【印象に残ったところ】 ・今回、狄龍のブレードクルクル少なめ ・劉永さんかっこいい ・次から次に狄龍の命を狙う人が出てくるんやけど、別人の顔のマスクしてるから誰かが死んでも本人か信用できない ・40歳の阿飛(‪爾冬陞‬)もいた ・リエさんが風呂入りながら登場した時点で尻フラグやと思ったんやけど、期待を裏切らない尻エンド ・ほんまに尻出すの好きやな —————————— 尻劇終はリエさんがやりたかったのか、楚原監督がやりたかったのかしりたい。

降頭

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降頭 Black Magic 監督:何夢華 1975年 香港 南洋邪術片。 そもそも、“降頭”とは何ぞや?と思ったので調べてみたら、詳しく書いてくれているサイトがあった。 “降頭術は中国南方の各省や東南アジア諸国で行われる呪術である。降頭術を実施する呪術師を降頭師という。 降頭術には様々な種類があるが、呪物として人骨、血液、頭髪、爪、胎児など、人体の全部または一部を用いることが多いという共通性がある。 降頭術は邪悪な呪術であるとは限らない。恋愛成就や金運向上をもたらすような願望を叶えるための降頭術も存在するからだ。 しかし多くの場合は降頭術は他人を害し、場合によっては呪い殺す恐ろしい呪術であると考えられている。 降頭術には様々な種類があるが、薬降、飛降、鬼降の3種類が主流である。” (「中国の怪情報: 呪術のるつぼ「降頭術」とは何か 」ページより引用させていただきました) 五毒降頭と呼ばれる薬降もあるらしい! 本作はこのような降頭術を使う降頭師の谷峰が降頭術を使って人を殺したり好きにならせたりする話。 ※ストーリーの内容に触れていますので未見の方はご注意ください ———————————— 羅烈は未亡人の恬妮に惚れており、恬妮とその遺産目当てで近づこうとするも、恬妮に相手にされず、友人から降頭術を使うことをアドバイスされ、谷峰の元へ出向く。 谷峰の家は森の奥にあり、その途中で喉が渇いた羅烈はココナッツの汁を飲んでしまう。これが後々命取りになる。 谷峰に依頼をし、目当ての女性の髪の毛と泥の足型を用意するように言われ、用意する羅烈。羅烈は、その泥の足型を使って作ってもらった人形を恬妮の家にベランダに吊るし、髪の毛を使って調合した薬を恬妮の飲み物に混ぜて飲ませることに成功する。 そのお陰で恬妮は羅烈に惚れ、一夜を共にする。 ところが、朝になり吊るしていた人形の紐が切れて、術も解けてしまう。我に返った恬妮に問いただされ、降頭術を使ったことを話す羅烈。これを聞き、恬妮も降頭術を使うことを思いつく。 恬妮は狄龍に惚れていた。だが、狄龍は李麗麗という婚約者(途中で結婚した)がおり、恬妮に目もくれない。しかし、諦めきれない恬妮は谷峰に依頼。 金はあるので必要なものを揃え、狄龍が自分のことを好きになる術をかけても

少林拳王子

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少林傳人 Shaolin Prince 監督:唐佳 1983年 香港 皇帝が殺され、2人の皇太子(狄龍・‪爾冬陞‬)は逃げ延びた。狄龍は少林寺の破戒僧3人に育てられ、‪爾冬陞‬は宰相の谷峰のところで育てられる。 20年後、自分たちの命を狙う白彪に2人は挑む。 【印象に残ったところ】 ・火將のエジーがハハハハって笑いながら出てきて、それだけですごくかわいい ・炎の武器ぶん回す ・頭に触覚みたいなんついててかわいい ・破戒僧の3人がかわいい ・ティさまもかわいい ・トンシンちゃんのやられ演技 ・羅漢陣 ・ギミック神輿 ・白彪さんの死に方 ———————————— 本作のティさまかわいくて好きやった。 予想以上にコメディ要素強めで楽しい作品でした。

索命

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索命 Spirit of the Raped 監督:桂治洪 1976年 香港 ※ストーリーの内容に触れていますので、未見の方はご注意ください。 —————————— 正統派王道リベンジホラー。 劉午琪は夫の林偉圖とバスに乗っている時に、バスジャックに遭う。結婚資金などを巻き上げられ、さらに林偉圖はバスジャック犯の1人である王鍾に殺されてしまう。 悲しみに暮れる劉午琪だが、葬式の際にたくさんの人々からお金を恵んでもらう。そんな中、新聞でこの事件を知った王俠は金になると踏み、劉午琪の元を訪ねる。親切に接し、劉午琪の信頼を得た王俠は、劉午琪に銀行に金を預金させるように仕向け、銀行の前で偶然を装い劉午琪と出会い、そこでぶつかった際に、金をすり替えて盗んだ。王俠はこのすり替えて盗む常習犯で他のところでも悪事を働いている。 有り金全部盗まれた劉午琪は茫然自失してしまう。 その後、劉午琪は知人の勧めで社会福祉局へ行った帰りに、ひったくりに遭う。ひったくりをしたのは、王俠の知り合いの田青。ひったくりに遭い助けを求める劉午琪を助けたのは、田青の妻である劉慧玲。劉午琪をうまく自分の家へ連れて行き、幻覚が見える薬を飲ませる。幻覚で田青が夫に見えた劉午琪は、田青とセックスしてしまう。 劉午琪はそのまま無理やり娼婦として働かされることになる。隙を見て窓から逃げ出した劉午琪は赤い色の死装束を買い、それを着て夫の墓へ向かう。 身も心もズタボロになった劉午琪は、幽霊になって自分や夫を殺した人たちに復讐をすることを決意し、墓の崖から飛び降り自殺をする。 劉午琪は腐って両目玉がないひどい状態で発見される。死ぬときに着ていた赤い服を見つけた仏門のおばちゃんが、赤い服を持ち帰り、念仏をあげてくれるが、怨念は強く、服から血を流しながらも復讐を遂げていく。 王俠 ...目玉を自分でくり抜くよう霊に唆される。自分で自分の目をえぐり出そうとするので病院に収容されるも、脱走。外の柵に自分から両眼を突き刺して目玉を取り出す。 田青 ...妻の腹が異常に膨らみ頭がおかしくなって襲ってくる。妻を殺し、何とか解決する。しかし、その後連れ込んだ女の子に幻覚剤を飲ませようとするも、自分のグラスに多量の幻覚剤入れられ、気づかず飲む。性器が熱くなりすぎて耐えられなくなり、自

邪咒

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邪咒 Curse of Evil 監督:桂治洪 1982年 香港 動作設計:袁祥仁 ※ストーリーの内容に触れていますので未見の方はご注意ください。 ———————————— とある町の路地の奥に古い大きな屋敷があった。屋敷には施家の子孫が住んでおり、彼らはもともとこの地域で最も裕福な人たちだった。しかし、施家では20年前に13人の家族が殺される事件が起きていた。13人の遺体は家の裏の井戸の中に投げ捨てられた。 母親と子供1人だけが生き残った。 施家の祖母(王萊)の50歳の誕生日パーティーが開催されている。ここに親戚一同集まるんやけど、この後、次々と人の肉を食べる蛙や、謎の這いずりモンスターに殺されていく。 竜の呪いなどの噂が出るが、実際は祖母が犯人だった。祖母は20年前施家のお手伝いとして働いていた。 事件の際、偶然殺されずにすんだ祖母(実際は施家の人間ではない)は逃げ延びて、施家の人間として生きていた。 祖母は実の子供が死んでから、頭がおかしくなり、自分の部屋から井戸へ繋がるトンネルを掘っており、井戸の横の隠し部屋で子供の遺体の骸骨を抱いていた。 隠し部屋で祖母を見つけたマグノリア(孫娘)は祖母に襲われ殺されそうになるが、叔父の王清河に助けられる。叔父に事件の真相(秘密)を明かされる。 20年前の事件の際に祖母の子供は殺されてしまっていた。王清河は自分の息子を王萊(祖母)の子供として育てることで施家の財産を相続する提案をした。 施家の子供は20歳になると遺産が相続されるため、20歳になったら殺されていた。まだ19歳のマグノリアは生き残った。 マグノリアは祖母の実の孫ではなく王清河の孫だった。(王清河の息子の子供) 祖母は足が悪く車椅子の生活をしていたが、実際足は医者が治しており、歩ける状態だった。だが、自分がやっていることがバレないように車椅子でずっと生活をしていた。この足を治した医者に祖母が金を払い、這いずりモンスターの着ぐるみを着てもらって殺人を依頼していた。 最後に這いずりモンスターの中の医者に襲われ殺されそうになったマグノリアだったが、何とか医者を撃退する。 ナレーションが、“精神を病んでる人は見た目ではわからない。あなたの隣人がそうかもしれない”と言い劇終。 【印象に残ったとこ

飛狐外傳

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飛狐外傳 Legend of the Fox 監督:張徹 1980年 香港 ※ストーリーの内容に触れていますので、未見の方はご注意ください。 ————————————— 金庸原作。 胡斐(錢小豪)が罠にかけられて殺された父親(鹿峰)と、後を追って亡くなった母親(潘冰嫦)の仇を討つまでの話。 なぜ父親は死んだのかなど18年前の話を黎友興が錢小豪に語って聞かせる。 回想シーンも交えながら物語が進んでいく。 錢小豪の父親の鹿峰は腕の立つ剣士で妻の潘冰嫦は出産間近の妊婦だった。2人は客棧に立ち寄り、そこで潘冰嫦は出産する。その時立ち合った医者が余太平。 郭追と江生が鹿峰の元へ挑戦にやって来る。 2人の仇が鹿峰と言っていたが、実際は違って、その誤解を晴らすために鹿峰が郭追へ手紙を書いて渡すが、江生が手紙を郭追へ渡らないようにしてしまい、郭追は誤解だと知らないままになってしまう。 手紙を渡したのに、まだ挑戦に来る郭追に対して、挑戦を受けることにした鹿峰。 2人の剣術は素晴らしく、どちらも互角で、数日間に渡って決着がつかなかった。 お互いが力を認め合って来たところで、江生の策略により、2人ともの剣に毒が塗られる。その剣で腕を少し斬られた鹿峰が亡くなってしまう。死ぬ間際に毒が塗られて罠にかけられたと気づくも、時既に遅し。妻も鹿峰の後を追って自殺してしまう。 茫然とする郭追。 江生は生まれたての赤ちゃんの錢小豪も今後問題となる可能性があるため殺すよう指示。客棧で働いていた黎友興がとっさに赤ちゃんを連れて逃げたことで、錢小豪は死なずに済んだ。ここまでが回想シーン。 18年後、18歳になった錢小豪。 雨宿りのため入った屋敷で偶然郭追や江生と出くわす。 郭追と江生は敵対関係になっており、郭追は江生の罠により、両目を薬で見えないようにされてしまう。 郭追とやりとりし、郭追の人柄に触れた錢小豪は郭追の目を直すために、薬を専門に作れる人がいるとの情報を聞き、探しに行くことに。 黃敏儀に助けてもらいながら、薬の専門家を探すが、実際は黃敏儀がその専門家だった。黃敏儀の家族から攻撃を受けたりするが、錢小豪は何とかかわし、黃敏儀と一緒に郭追の元へ帰る。黃敏儀の治療の甲斐あって郭追の目は治る。 郭追が両親を殺した相手だと分か

邪 ゴースト・オーメン

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邪 Hex 監督:桂治洪 1980年 香港 ※ストーリーの内容に触れていますので、未見の方はご注意ください。 ———————————— ある屋敷に住む夫婦にまつわる話。 妻の恬妮は病を患い床に伏せっている。婿入りした夫の王戎はDV夫で召使いの女性に怒鳴り散らしたりするので、召使は辞めてしまい誰も居つかない。 ある日、昔母がこの屋敷に仕えていたと話す陳思佳が召使いとしてやってくる。陳思佳は王戎の言動に反抗したことでレイプされたり、酷い扱いを受ける。 DVに耐えかねた陳思佳は、ある雨の夜に恬妮と協力して王戎を殺してしまう。そして、家の裏の池に捨てる。やっと平穏が訪れたと思ったが、今度は王戎の幽霊が現れ、恬妮を苦しめる。幽霊に苦しめられ、病が悪化した恬妮は亡くなってしまう。 恬妮の葬式になぜか死んだはずの夫の王戎がいる。 実は王戎は死んでなかった。召使いの陳思佳と王戎は恋人同士で協力して恬妮を殺すために共謀していた。 恬妮が死んで再婚した二人は遺産を相続し、金持ちになる。ところが、ここから恬妮の幽霊の復讐が始まる。 恬妮の幽霊に襲われて、王戎は死んでしまう。 陳思佳はお祓いをするため、祈祷師を呼んで、ストリップ降霊術をしてもらう。全裸で踊り狂う女性に恬妮の霊が降りてきて、それを祈祷師のおばさんが叩いたり、口に含んだ犬の血をぶっかけたりというプレイスタイル。 その後、陳思佳も頭を丸め、全裸で身体に経文を書いて待機する。恬妮の幽霊が来たら、お経を唱えるように言われる。 恬妮の霊が現れる。必死にお経を唱える陳思佳だが、両耳を引きちぎられて、耳なし芳一状態に。 恬妮の霊は去っていったが、陳思佳は狂人になってしまう。 事件の真相としては、恬妮の霊は実際は、恬妮の双子の妹がやっていたことだった。恬妮の妹は恬妮から手紙を受け取り、惨状を知り、屋敷に忍び込んだ際に、王戎と陳思佳が共謀して姉を殺そうとしていることを悟る。姉は死んでしまったが、妹は復讐のため、姉の幽霊の振りをしていた。 【印象に残ったところ】 ・冒頭30分ずっと夫の王戎のDV映像が続くのでしんどい ・幽霊を使ったどんでん返しすごい ・物売りの韓國材が罪ないのに殺されてかわいそう ・ただ、メインは確実に全裸狂い踊りシーン ・ここ最高に良かった ・これ

多情剣客無情剣

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多情劍客無情劍 The Sentimental Swordsman 監督:楚原 1977年 香港 ※ストーリーの内容に触れていますので、未見の方はご注意ください ——————————— 古龍原作。 (wikiより設定引用+役者名追加) “主人公・李尋歓(狄龍)には相思相愛の恋人(余安安)がいたが、友人(岳華)がその女性を愛していると知り、自身は身を引いてしまう。だが、良かれと思って行ったことは決して良い結果をもたらさなかった。李尋歓はかつての恋人を忘れることができず悩み続け、今は人妻となった女もまた李尋歓への思いを忘れられずにいる。また、その友人は李尋歓に負い目を感じるとともに、自分より男として優れた彼に劣等感を持ち続けるのだった。 物語は、長年故郷を離れていた李尋歓が阿飛(‪爾冬陞‬)と名乗る謎の青年と出会い、親友となるところから始まる。そして、阿飛と一緒に行動しているうち、李尋歓は二度と会うまいと思っていたかつての友人、恋人とも再会を果たしてしまうのだった。” 【何となく理解しているあらすじ】 10年前に岳華に命を助けてもらった狄龍は岳華に恩を感じている。狄龍は愛している余安安を想いながら木彫りの人形を彫っては土に埋めている。従者の樊梅生と共に放浪の旅に出ている。 梅花盗という危険人物が現れ世間を賑わしている。梅花盗は以前犯罪をたくさん犯していたが、姿を消していたが、最近また現れたとのことだった。 客棧で命を狙われた狄龍だったが、‪爾冬陞‬が現れ一緒に戦う。 なんやかんやあって梅花盗対策として、剣でも斬ることの出来ない“金絲甲”を強漢から狄龍は受け取る。 その後、井莉が現れ、金絲甲を奪われそうになるが、撃退する。だが、酒に毒を盛られていたため、狄龍は瀕死状態に。偶然出会った医者に助けてもらう。 岳華が梅花盗に襲われたと聞いた狄龍は屋敷へ向かう。そこに井莉がいた。井莉は父親を殺した梅花盗へ復讐をするため、梅花盗を殺した者と結婚すると言っている。そのため腕に自信がある者たちがたくさん集まっていた。 狄龍が梅花盗と疑われて襲われることが何回か起きる。 ‪爾冬陞‬が狄龍の危機になるとどこからか助けに来てくれる。 梅花盗は岳華だった。 なんか少林寺から武術の書物を盗み出して、武術を極めて頂点に立とう

武侠怪盗英雄剣(楚留香)

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楚留香 Clans of Intrigue 監督:楚原 1977年 香港 古龍原作。 怪盗楚留香(狄龍)が事件を解決していく話。 神水宮から盗まれた毒薬で武林で名高い3人が殺された。苗可秀に神水宮から毒薬を盗めるのは、狄龍しかいないと言われた狄龍は事件の犯人を探すため動き始める。 【印象に残ったところ】 ・狄龍演じる楚留香は鼻が悪い設定なので、点鼻薬を差している描写があって鼻炎なりやすい身としては親近感沸いた ・無翼蝙蝠を想起させる谷峰の蝙蝠柄に見える服の模様 ・岳華の無花和尚むちゃくちゃ良かった ・無花和尚を知って自分のセクシュアリティと重ね合わせてシンパシーを感じて元気出た ・ホァさまの演技いつ見てもすごい ・琴を湖に投げ捨てるシーン好きやった ・お墓でティさまが死体の腕バリバリ食べるところ良かった ・死体の腕はレンコンあめらしいです ・食べてみたい ・ストーリーの展開が早くて人も多いからちょっとややこしいんやけど面白かった ・凌雲さんの殺し屋も不器用な感じでかわいかった ・貝蒂さんは本作でも男性に興味がない役 ・神水宮のセットが楚原ランドって感じだった(イメージ) ・ブランコ劇終 ・終わり方すごい好きやった ———————————— キャラクターが多いのでもっと把握したいのと、面白かったのとで、すでにもっかい見たい作品です。 これも原作読んでみたい。

九子天魔

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九子天魔/妖魔奇兵 The Demons/The Nine Demons 監督:張徹 1984年 香港 敵に襲撃され、父親と友人の父親(師匠)を殺された程天賜が復讐する話。 敵から逃げる途中で、地面から煙がたくさん出てるエリアに辿り着き、地下の謎の空間に落ちた程天賜は地獄の黒王子と出会う。黒王子に望みを聞かれ、復讐したい旨を伝える程天賜。 黒王子は力を与える代わりに、子鬼を9人取り憑かせるという。承知した程天賜は変身し、9つの髑髏(子鬼)がついたネックレスをしている。子鬼には定期的に血を吸わせる必要があって、そのために、娼婦や敵の賊を提供する。 だいぶ経って、鹿峰と江生が登場する。どちらも敵。 江生は結構早めに血を吸われて死んでた。 鹿峰とは水面を滑りながらのバトルが開始する。 途中で程天賜が黒魔術で水面を凍らせたりする。 子鬼も解放して敵に噛み付かせる。 鹿峰に勝った程天賜だったが、悪魔に取り憑かれているので、何とかしようってことで、お坊さんが出てきて念仏を唱えて子鬼たちを封じる。 程天賜も自分で爆破する。死んだ?と思ったら程天賜が出てきてくるくる回って劇終。謎。 【印象に残ったところ】 ・程天賜めっちゃ楽しそう ・わけわらんむっちゃB級(褒めています) ・この時代の張徹の脳内どうなってたか気になる ・子鬼たちが結構わーきゃーうるさくて可愛くない ・映像がチカチカしてて目むっちゃ疲れる ・体によくない映画 ・謎の水上対決 ・程天賜の変身服は可愛かった ———————————— 楽しいんやけど、映像がチカチカすごいするので、疲れる映画だった。

碧血剣

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碧血劍 Sword Stained with Royal Blood 監督:張徹 1981年 香港 金庸原作。 郭追の父親は無実の罪で処刑されるが、郭追は命を助けてもらい、山で生活をしている。 17歳になった郭追は洞窟で偶然金蛇郎君(龍天翔)の骸骨を見つける。その地中に埋められていた金蛇の秘伝書と剣も見つけ、郭追は金蛇剣法を独学で習得する。 山を降り、食事をしていると偶然文雪兒と出会う。文雪兒は反乱軍の金を盗んだことから、追われていたが、郭追に助けてもらい、金を半分郭追に渡す。 半分もらってもいらないので、郭追が金を返しに行ったら、そこは温家だった。 郭追と文雪兒が仲良くしていると、やけに江生が怒っている。江生は文雪兒の兄(実際は従兄弟)。 王力が祖父、叔父に余太平、鹿峰、兄に朱客さんがいる。 文雪兒と郭追は義兄弟の契りを結ぶ。 王力に力を試されたときに、文雪兒の母の井莉は金蛇剣法に気づき、郭追に龍天翔の話をする。龍天翔は井莉の夫だった。 温家に家族を殺害された龍天翔は復讐のために、温家の人間を殺し、井莉を人質に連れて帰るが、次第に龍天翔と井莉は惹かれ合う。話をしに温家に行くが、龍天翔は毒(意識がなくなる薬?)を盛られ、温家五行陣(温家の5人がぐるぐる周りを囲んで攻撃してくるフォーメーション)に殺されてしまう。 事実を知った郭追は温家五行陣に挑む。 文雪兒に盗まれた金を取り返しにきた、郭追と同じ華山派の朱鐵和が現れたことから、共闘することになる。 【印象に残ったところ】 ・郭追がむちゃくちゃかっこいい ・くぉちゅみがない ・かっこいいしかない ・最初にクォさんがフワフワの服着ててかわいい ・文雪兒が最初男装してることに全く気づかず字幕が間違ってると思っていた ・江生は基本怒ってたが、怒っててもかわいい ・温家五行陣かっこいい ・温家五行陣とクォさんのアクションすごい ・クォさんのアクションすごい ・クォさん無双 ———————————— とにかくクォさんがかっこよくて、みんなのアクションがすごい! 原作も読んでみたくなった。

流星胡蝶剣

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流星蝴蝶劍 Killer Clans 監督:楚原‬ 1976年 香港 大組織の龍門会のボスの谷峰を狙う殺し屋と、谷峰を命懸けで守る人と、命懸けで逃げる谷峰の話。 【印象に残ったところ】 ・ユエ・ホアを誘惑するチュー・ユアン監督← ・ここにきて王鍾さんをちゃんと認識したかもしれん ・生ける屍くもっち ・ダメっち(良い) ・姐御に襲われる ・羅烈さんが早めに退場してしまう ・ホァさまの縄縛りシーンもうちょっとほしい ・ホァさまの本性(?)が現れてから、がらっと顔つきが変わるのが良い ・動作設計は袁祥仁さん、唐佳さん ・15年も地下水路で待機とかすごい ・やられる谷峰がセクシー ———————————— この映画谷峰が主役? 裏切りいっぱいでちょっとハラハラするけど、楽しかった。

魔 デビルズ・オーメン

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魔 The Boxer's Omen 監督:桂治洪 1983年 香港 キックボクシングで弟(王龍威)を再起不能にされた兄(高飛)の復讐とタイの仏教vs邪教の争いが並行して進んでいく。 弟の仇をとるためにタイヘ行く高飛。その前の晩に家で謎の光を目撃し、偶然その光が発信されている場所を見つける。そこは寺院だった。 その寺院で高飛は即身仏になろうとしている清照大師に前世の双子と教えられ、大師が即身仏にならないと高飛も死ぬから助けて欲しいと頼まれる。 ここから、 蠱 のラストの空港での回想シーンが始まる。 最初は信じなかった高飛だが、ホテルで口からウツボを吐き、大師の話を信じ出家する。 すごい修行をする。 マッグーソ(邪術師)と対決する。 ゲロを吐いて食べてまた吐くを繰り返す。 ゲロからなんかエイリアンみたいなんが出てくる。 首にゲロを塗って針みたいなんを刺して首だけのなんかになったマッグーソの触手に巻きつかれる。 なんか超常現象が起きて勝つ。 高飛は香港へ帰国。 恋人とセックスし早速戒律を破る。 キックボクシングで弟を不正に倒した相手をサイキックやられながらも何とか倒す。 呪いをかけられているので幻覚が見える。 もう一度タイヘ行って現状話す。 戒律を破ったことを指摘されるが逆ギレする高飛。 ネパールへ行って「舎利」を手に入れるよう教えられる。 地下寺院でワニの体内から作られた女と対決する。 ピンチの時に大仏から現れた人と合体して倒す。 青い汁をドバドバ出す女。 女が死に際に産んだ3人が高飛に呪いをかけたマッグーソの一味だった。 3人は自分たちが死ぬのを代償に新たな一つ目毛虫恐竜のようなモンスターを生み出す。 目を攻撃されて大ピンチだが、他の仏像が手に持っていた法具を投げ、毛虫恐竜大爆発。 高飛の両眼から針が取れ、目にかけられた呪術が解ける。 大師の即身仏が完成する。 大師に手を合わせ、寺院を去る高飛〜劇終 【印象に残ったところ】 ・呪術対決のところは全部すごかった ・呪術対決のインパクトがすごい ・サイケデリック ・トリップ感覚 ・脳魔と一緒の音楽使われてるところがあった ・動作設計朱客さん ・色も綺麗 ・気持ち悪いんやけど気持ち悪くない ・蝙蝠やモンスター系はかわいい

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蠱 Bewitched 監督:桂治洪 1981年 香港 南アジアへの旅行先で出会った女に関わったことで呪われてしまう艾飛さんとその呪いの真相を捜査する黃錦燊さんの話。 【印象に残ったところ】 ・呪いの種類がむっちゃ多い ・死体から取り出した血で作った油(?)のようなものをネックレスに仕込む ・艾飛さんが頭おかしくなってきて娘殺しちゃうところ(殺すように仕向けられるところ) ・旅行から帰ってきたら性的不能に ・悪魔を見分ける星座盤のようなもの ・悪魔の使いの蝙蝠ちょっとかわいい ・蛆虫が腹から沸いて出てくる呪い気持ち悪かった ・捜査する黃錦燊さんも檸檬降やられる ・檸檬降お手軽すぎて怖い ・ポータブル祭壇 ・呪われるとレバーを生食い ・顔が膨れる ・僧侶にブッダマシンのような後光 —————————————— ありとあらゆる種類の呪いをかけられる。 うかつに知らん人に声かけへんほうがいい。 蛆虫と汁がたくさん出る系グロでした。 大変面白かった。

書剣恩仇録

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書劍恩仇錄 The Emperor and His Brother 監督:楚原‬ 1981年 香港 金庸原作。 原作を読んでいないので、最初の説明全然ついていけへんかったけど、狄龍と白彪さんが兄弟ということはわかった。 【印象に残ったところ】 ・孫建がキレ者の役 ・ワンファー目立つ ・狄龍は反清組織の紅花会のリーダーになった ・顧冠忠さんが人妻を愛してしまい腕を自傷しまくり ・極悪非道羅烈に上手いことやられ、谷峰の息子殺されてしまう ・出家した顧冠忠さんが助けに来てくれる ・腹ぺこ白彪 ・最後は足場を船にしてゆったり脱出 ・何もできず悔しがる羅烈さん ———————————— 登場人物が次々に出てきて把握しきれへんかった。