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ホーリー・モーターズ

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ひとつの人生からもうひとつの人生へ、旅を続けるオスカーの1日。ある時は富豪の銀行家、またある時は殺人者、物乞いの女、怪物、そして父親へと、次々に姿を変えてゆく。オスカーはそれぞれの役になりきり、演じることを楽しんでいるように見えるが…、どこかにカメラはあるのだろうか?ブロンドの運転手セリーヌを唯一の供に、オスカーはメイク道具を満載した舞台裏のような白いリムジンで、パリの街中を移動する。行為の美しさを求めて。アクションの原動力を求めて。そして彼の人生に登場した女たちや亡霊たちを追い求めて。だが彼の家、家族、そして休息の場所はいったいどこにあるのだろうか?(公式サイトより)





レオス・カラックス監督の作品は大好きで、今まで他の作品もいくつか見てきたのだけれど、今回の『ホーリー・モーターズ』が一番のお気に入りになった。
 自分は自分のことを演じてるのだろうか、と思い返してみるに、自分の場合、逆に他者を演じることができなかった、そしてこれからもたぶんできない、それが自分だと思った。演じることができれば、もっと楽に生きることができたかもしれない。しかし、自分の場合それができなかった。人に笑われようが、驚かれようが、自分は自分の姿でしか生きることができなかった。これは業である。
 作中に、娘の父親役を演ずるドニ・ラヴァンが、嘘をついた娘に対して罰を与えると言う。「お前の罰は、お前がお前として生きることだ。」と。何だか響く言葉だった。自分の人生というのは罰だったのかもしれないな、これを生き抜くことで許されるかもしれないのかな、などと少し考えた。
 とにかく、カラックス監督からの、「お前は誰を演じている?」というメッセージが強く強く伝わってくる作品であった。またそれと同時に、結局人は何者にもなりきれないということも示唆しているのではと思った。生きている限り、安住の地はないということである。リムジンの中でぐったりしながらも、次々と来るアポをこなしてく姿を現代に生きる我々に投影せざるを得なかった。
 最後のリムジンの運転手のセリーヌも、一日の運転を終えると、仮面をつけ、帰路につく。それが顔のない目のオマージュで、おおっ、となった。顔のない目は私の大好きな作品である。オスカーが演じるどの役も魅力的だった。好きなシーンがいっぱいあった。メルドは怖かった。

大好きなシーン



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サタデー・ナイト・フィーバー

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これは見とかんとあかんなーと思う映画が自分の中で感覚としてあるんやけど、この映画もその中の一つ。やっぱり70年代の映画好きやな。ほんまに好きやわ。よくわからん何か惹かれるものがある。生まれてもいないのに。これ当時生きてたら踊りに行ったわ。確実に。こういう空気が好きなんやろうな、何やろうな。懐古主義なんかな。でも、この時代の映画大好きやし、この年代の映画を見るとこの時代に生きてみたかったと思う。 ジョン・トラボルタかわいかった。  ダンスのシーンはもちろんすごいんやけど、女の子の扱い方はひどいなと思った。それがここでの"普通"なのかもしれんねんけど、なんか馬鹿な若者を見るとげんなりしてしまう。あと移民の人を差別してるところも。それはトニー(トラボルタ)も最後同じ気持ちになったんやろうなと思った。世の中腐ってる。だから、踊りたくなるんやろうな。踊りたい。


監督 ジョン・バダム Saturaday Night Fever  1977年  アメリカ

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