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侠士行
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俠士行
The Long Chase
監督:何夢華 1971年 香港
羅烈が皇帝を暗殺した岳華を追いかける話。
刺客に皇帝を殺された罰として羅烈は処刑されそうになるが、過去に功績を挙げていたことから、もう一度チャンスを与えられる。
5日以内に皇帝を殺した犯人生捕りにするようにお上から命令される。
岳華は山で山賊に奇襲された男から、死に際に判事に手紙を渡してほしいと受け取る。
岳華は民衆のために戦う侠客でking of flying daggerの使い手として知られている。そのため、皇帝殺害現場に残していったdaggerから岳華の犯行と羅烈に容疑をかけられていた。
岳華は立ち寄った客棧で羅烈に捕まりそうになるが、先程山で山賊に襲われた亡くなった人になりすます。偶然そのなりすました人がこの客棧の主人の甥っ子だったことから、主人と娘(李菁)が芝居をしてくれて、何とか羅烈に捕まらずにその場を乗り切る。
岳華の正体がわかった後も、客棧の主人と娘は岳華に協力する。羅烈は岳華をまだ疑い続け、一緒の客棧に宿泊する。
一方その頃、山賊たちはターゲットを殺したと思っていたが、客棧にその人物がいたことから、殺していないと判断し、岳華の命を狙うことにする。
岳華は山賊と羅烈両方から追われている状態になる。
山賊に襲われる途中、山賊が岳華をおびき出すために、岳華の格好をして現れたことがあった。これにより、一瞬羅烈の岳華に対する疑いは晴れたが、最終的に、李菁が山賊の人質になってしまい、李菁を助けるときに、岳華が証拠となるdaggerをやむを得ず使うこととなり、その結果、羅烈は岳華を逮捕する。
岳華は逮捕されたが李菁の命は助かった。
一夜明けて、山賊に父親を殺された李菁は、岳華と一緒に行きたいというが、岳華は断る。
羅烈と岳華が町を出ようとすると、山賊の親分と残党たちが立ちはだかった。手錠をされつつも軽い身のこなしで山賊を次々と倒す岳華。途中危うくなった羅烈のことも何度も助けた。
山賊たちを一掃し、羅烈の剣を羅烈に渡しながら、「行こう」という岳華。
羅烈は岳華の手錠を壊す。李菁と一緒に健やかに過ごすようにという羅烈。
「お上に何て言うんや?」と尋ねる岳華に対して、刑事の印のような鉄の印を剣で斬り、刑事を辞めると言う羅烈。岳華のような流れ者になるらしい。
馬に乗っていく羅烈を見守る岳華と李菁〜劇終。
【印象に残ったところ】
・英題の通りの“The Long Chase”
・リエさんがかっこいい
・おふざけなし
・犯人を絶対捕まえるという信念を持っているため、全然諦めない
・そんなリエさんを感服させるほどのホァさまの魅力
・ホァさまはかっこいいとかわいい
・あと強い
・自分のことよりも人を助けること優先したホァさま
・リエさんの命も何度も助ける
・熱い
・最後までホァさまはどうなるんやろう?ってずっと引っ張り続けて、最後に解放されるというカタルシス
・みんな幸せになってほしい
・羅烈と岳華好きの人にオススメ
————————————
予想以上に感動してしまった。
あんまり感動する映画を見る機会が少ないから久々でびっくりした。
ええ話やった。
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