古之色狼 (1975)
Fearful Interlude
監督:桂治洪 1975年 香港
桂治洪監督のオムニバスホラー。
第一部「鬼屋(The Haunted House)」
幽霊屋敷にまつわる話。
幽霊が出ると噂される屋敷で一晩過ごせるか賭けをする二人とその賭け金を狙うもう一人の男。
屋敷の持ち主の霊に寄って全員それぞれ別の方法で殺されてしまう。
【印象に残ったところ】
・王鍾さんー!
・持ち主の霊の肖像画の裏に階段があったんやけど、なんであそこ行かへんねん
第二部「白骨無情(The Cold Skeleton)」
病気を患う母が亡くなる前に、「必ず戻ってくるから」と言い残し死んだ。
息子は母の死を悲しむが、毎晩母が墓を掘り返して家に戻ってくるので、頭がおかしくなりそうになる。
【印象に残ったところ】
・サイコみたい
・実際にありそうな話でそこが怖い
第三部「古之色狼(A Wolf Of Ancient Times)」
間抜けそうな主人公の公子はお供の従者とともに道に迷い彷徨っていた。
大きな屋敷を見つけた公子は、屋敷の老婦人に頼み込んで泊めてもらえることとなったが、公子は人々は幽霊だと思い込み屋敷の娘の風呂を覗いたり好き放題する。(幽霊だから朝になれば墓場になってるから何をしてもよいという考え方をしている)
公子は風呂を覗いたことがバレて従者とともに鞭打ちのを受け、豚小屋に閉じ込められ朝を迎えるが、屋敷は墓場になっておらず、みんな本物の人間だった。
次に農村のある小屋にたどり着き、泊めてもらうことになる。そこでも娘が二人いて、公子は娘二人とイチャイチャしまくるが、その家が幽霊(キョンシー)の家だったっていう話。
公子は娘二人に血を吸われ亡くなっていた。夜中に気づいた従者はキョンシーたちから命からがら逃げ出す。
【印象に残ったところ】
・公子がいかにもうざいやつ
・キョンシーに血を吸われて死んでても可哀想と思えない
・ほぼほぼエロコメディみたいな感じになってる
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桂治洪監督の粘液多めのグロも見られつつ、恐怖もありつつ、コメディもありつつ、色んなテイストのホラーが楽しめます!
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