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素晴らしき哉、人生!

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『素晴らしき哉、人生!』 It's a Wonderful Life
監督:フランク・キャプラ 1964年 アメリカ

 この映画はいろいろな映画のもとになっている映画だと町山智浩さんに教えてもらったんで、早速見てみました。クリスマスの日に橋の上から身投げしようとしている男を、空から見ている天使が、この男は悪いことはしていないから、助けろ、と言って2級天使(2級なので翼はない)のクレランスに助けに行かせる話。そこで、クレランスは死のうとしている男(主人公:ジョージ・ベイリー)にジョージがこの世に存在しない別世界を見せる。
 ジョージは父親の住宅金融の仕事を後を継いでやっている。この住宅金融は移民の人や黒人や、当時銀行からお金を借りられない人が、賃貸住宅から抜け出して自分の家を持ってもらうためにやっているものであった。だから金儲け主義ではなく、貧しい人々の味方なのであった。そのため、自分たち自身も質素な生活をしているのであった。ジョージは本当はこの小さな町を出て海外へ羽ばたくつもりであった。しかし、父の急死により、やむなく大学も行かず、大学へ行く学費を弟にやって、弟を大学に行かせてやる。
 そんなジョージが自暴自棄になってしまうような出来事がクリスマスの日に起こる。町一番の金持ちで意地悪なポッターがジョージを陥れるために、ある陰謀を画策する。そこで、冒頭の話に書いたことに戻る。

 ジョージが存在しない世界というのは、あのいけずなポッターに支配された、商業主義に溺れた腐敗した町だった。カジノやキャバクラで町は溢れ、田舎の静かだけど温かい昔の町の面影はどこにもなかった。他にも、自分が過去に助けた人が、ジョージが存在しないことによって、救われない悲しい人生を送っていたりする。このパラレルワールドにおいて前半の伏線が次々と回収されていくのである。
 そして、ラスト、大変感動する終わり方になっている。私はこのラストで号泣した。久々に映画で号泣した。生きることに希望が持てる映画だった。たまにはこういう映画も見たい。




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招かれざる客

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『招かれざる客』 Guess Who's Coming to Dinner
監督:スタンリー・クレイマー 1967年 アメリカ


 この映画は、母がとてもよいとよく言っている映画で、偶然見る機会があったので見た映画。
 招かれざる客というタイトルが醸し出す、誰かが招かれることを望まれない、拒否される映画なのかなと、何となく思いながら見た。話は黒人の青年と白人の女性が結婚することになり、双方の両親の葛藤が描かれている。
 白人女性はキャサリン・ホートンが演じており、その父親はリベラリストで知られる新聞社の社長である。いつも黒人差別反対の記事を書いておりながら、実際に娘が黒人の婚約相手を連れてくると反対してしまうのである。母親はというと、割とあっさり、自分の娘の結婚を認めてやり、反対する夫にも、「私たちの実践してきたこと(黒人差別をしないこと)はこの子にちゃんと伝わってるじゃないの」と夫を諫めたりもするが、夫はなかなか首を縦に振らない。また、黒人青年(シドニー・ポワチエ)の両親も結婚の報告を聞いてはいたが、まさか相手が白人女性だとは知らず、聞いて大変驚く。
なんやかんやあって最終的には、結婚を認めらる。最終的には、これは誰の結婚か、という話になる。親たちが、私たちにもこんな熱い時期があったじゃないの!という話になる。それで、二人は無事に婚約を許され、ニューヨークへ、という流れになるのだが、私は一つ引っかかったところがあった。

 確かに、この映画はすごく進歩的で、人種差別を否定し、最終的にはハッピーエンドで終わる素晴らしい作品であると思う。しかし、この映画でシドニー・ポワチエ演じる黒人青年は、世界を飛び回る医者で、超エリートである。これがもし、エリートでなかったら?ただの一般人のいち黒人青年だったら?もしくはスラム出身の貧乏青年だったら?この婚約はあっただろうか。
 この黒人青年はエリートになれたから(もちろん本人の努力はすごいことであると思う)よかったが、これは、この黒人青年が白人と同化するためにしてきた努力の賜ではないのだろうか。女性が男性と同じ立場になるために男性化してしまうことで、結局男女の不平等が直らなかったり、外国人がその国の人から差別されないように、違和感をなくすように同化することとなんら変わらないのではないだろうか。それは、根本に立ち返って見ると、社会では、マイ…

2001年宇宙の旅

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2001年宇宙の旅(2001: A Space Odyssey)
監督:スタンリー・キューブリック 1968年 アメリカ

この映画は苦手な部類に入る映画である。私は、宇宙系の映画が苦手なのである。なぜ苦手なのか。

・いろいろな映画で描かれる宇宙人のビジュアルが好きじゃない。
・触手に萌えない。
・スター・ウォーズもあまり好きじゃない。
・ガンダムもあまり好きじゃない。
・リアリティがないから・・・?
・隕石が地球にぶつかる系映画も好きじゃない。


こう考えて見ると、宇宙系の映画で面白い映画に出会っていないのかな、と思った。
あと、宇宙の話にあまり魅力を感じていないというのも思い返せばそう思う。
ただ、アバターは好きだった。トータル・リコールも好き。(旧版)

以上のような理由から、この「2001年宇宙の旅」は、ど真ん中で苦手なやつやなあと思って今まで見ていなかった。しかし、キューブリックの作品で一番有名であるとか、「時計仕掛けのオレンジ」と対になっている(by町山智浩)などと聞くと、これは見ておかないとなあと重い腰をやっと上げるに至ったのである。

内容はというと、最初に長い黒い画面のBGMだけ流れている映像が流れる。ここで、ちょっとDVDがおかしいのかなと思うも、飛ばすと、映像が始まったので、こういう演出なのだなとわかる。
最初はサルの群れの映像が延々と流れて一回目に見たときは、その部分ですぐ寝てしまった。どうも、自分は自分が意味がわからない単調な映像が続くと寝てしまう癖があるので、それをここでも発動してしまった。そして気を取り直して2回目を見た。謎の石版モノリスに触れると、サルが骨を武器にすることを覚える。サルが投げた骨が人工衛星に切り替わる。
ここからは宇宙船の話になる。宇宙船に搭載されたスーパーコンピューターのHALが人間に反乱する話。HALはすごく賢いコンピューターなんやが、なぜか怖いと感じた。HALは一度もミスを犯したことがなく、失敗やミスはありえないコンピューターだった。だから、HALは人間に「いつもミスをするのは人間ばっかりなのです。」というようなことを言う。この映画は1968年の映画だが、そのころから機械に対して人間は頼り切ってはいけないし、人間はミスをするからこそ人間であるというようなメッセージを感じた。機械の反乱を描く話はこの後たくさん描かれるが、この映画がもとになっているのか…

女囚さそり 第41雑居房

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たぶん、女囚さそりの中で一番好き。ものすごく好き。
 何が好きかって、ナミが二言しか喋らないとこと。  「私を売ったね」「死んでるよ」  あと、この話は脱走劇が主なんやけどね、みんなが着てるポンチョみたいなんがすんごくかわいい。その裏で流れる「女の呪文」ていう歌もめちゃくちゃいい。
 白石加代子さんの怪演。  アバンギャルド。前衛。シュール。  田園に死す好きな人は好きかなあ。

 好きすぎてどうこの思いを伝えたらいいか…!うまく話できるかわからんけどこの話もしたいです。
 さそりのことをもっといろんな人と話したいのになああああああ  もどかしい感じ。



2014.12.6追記
見返して見た。すんごかった。今見ても輝いてた。
底知れぬ女の怒りと悲しみの映画。突っ込みどころは満載だがとりあえずお腹いっぱい。
この映画のエネルギーがすごい。
梶芽衣子さんが美しい。


『女囚さそり 第41雑居房』1972年 日本 監督:伊藤俊也




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女囚701号 さそり

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大大大好きな作品なので、昔のブログからリニューアルインポート。  この年代の映画の雰囲気や、醸し出される活力にいつもものすごく魅力を感じてしまいます。なんせ梶芽衣子さんにこの映画で出会い、もう虜になってしまいました。今でも日本の女優さんの中で一番好きな人です。
 この女囚さそりシリーズは原作は「さそり」という漫画で篠原とおるさんが書かれています。漫画の映画化なので、劇画調と言いますか、バーン!という感じで音が聞こえそうなくらいどぎついです。梶芽衣子さんも体を張った演技で頑張られています。片乳を出して復讐に燃える松島ナミが見所です。  一番のポイントは、梶芽衣子さんの目力です。これに尽きます。
 You Tubeでも好きなことを話していますので、お暇なときにこちらもよかったらどうぞ。 https://www.youtube.com/watch?v=WgDNIAIg66k
『女囚701号 さそり』1972年 監督:伊藤俊也

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ホーリー・モーターズ

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ひとつの人生からもうひとつの人生へ、旅を続けるオスカーの1日。ある時は富豪の銀行家、またある時は殺人者、物乞いの女、怪物、そして父親へと、次々に姿を変えてゆく。オスカーはそれぞれの役になりきり、演じることを楽しんでいるように見えるが…、どこかにカメラはあるのだろうか?ブロンドの運転手セリーヌを唯一の供に、オスカーはメイク道具を満載した舞台裏のような白いリムジンで、パリの街中を移動する。行為の美しさを求めて。アクションの原動力を求めて。そして彼の人生に登場した女たちや亡霊たちを追い求めて。だが彼の家、家族、そして休息の場所はいったいどこにあるのだろうか?(公式サイトより)





レオス・カラックス監督の作品は大好きで、今まで他の作品もいくつか見てきたのだけれど、今回の『ホーリー・モーターズ』が一番のお気に入りになった。
 自分は自分のことを演じてるのだろうか、と思い返してみるに、自分の場合、逆に他者を演じることができなかった、そしてこれからもたぶんできない、それが自分だと思った。演じることができれば、もっと楽に生きることができたかもしれない。しかし、自分の場合それができなかった。人に笑われようが、驚かれようが、自分は自分の姿でしか生きることができなかった。これは業である。
 作中に、娘の父親役を演ずるドニ・ラヴァンが、嘘をついた娘に対して罰を与えると言う。「お前の罰は、お前がお前として生きることだ。」と。何だか響く言葉だった。自分の人生というのは罰だったのかもしれないな、これを生き抜くことで許されるかもしれないのかな、などと少し考えた。
 とにかく、カラックス監督からの、「お前は誰を演じている?」というメッセージが強く強く伝わってくる作品であった。またそれと同時に、結局人は何者にもなりきれないということも示唆しているのではと思った。生きている限り、安住の地はないということである。リムジンの中でぐったりしながらも、次々と来るアポをこなしてく姿を現代に生きる我々に投影せざるを得なかった。
 最後のリムジンの運転手のセリーヌも、一日の運転を終えると、仮面をつけ、帰路につく。それが顔のない目のオマージュで、おおっ、となった。顔のない目は私の大好きな作品である。オスカーが演じるどの役も魅力的だった。好きなシーンがいっぱいあった。メルドは怖かった。

大好きなシーン



https://www.yout…

サタデー・ナイト・フィーバー

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これは見とかんとあかんなーと思う映画が自分の中で感覚としてあるんやけど、この映画もその中の一つ。やっぱり70年代の映画好きやな。ほんまに好きやわ。よくわからん何か惹かれるものがある。生まれてもいないのに。これ当時生きてたら踊りに行ったわ。確実に。こういう空気が好きなんやろうな、何やろうな。懐古主義なんかな。でも、この時代の映画大好きやし、この年代の映画を見るとこの時代に生きてみたかったと思う。 ジョン・トラボルタかわいかった。  ダンスのシーンはもちろんすごいんやけど、女の子の扱い方はひどいなと思った。それがここでの"普通"なのかもしれんねんけど、なんか馬鹿な若者を見るとげんなりしてしまう。あと移民の人を差別してるところも。それはトニー(トラボルタ)も最後同じ気持ちになったんやろうなと思った。世の中腐ってる。だから、踊りたくなるんやろうな。踊りたい。


監督 ジョン・バダム Saturaday Night Fever  1977年  アメリカ

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寒灯・腐泥の果実

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久々に西村賢太を読んだ。
 最初に言っておくが、私は西村賢太の作品が好きだ。文体が好きだ。西村賢太と車谷長吉の本を読むと、なぜか安心する。そういう作家なのである。西村賢太、車谷長吉に共通するのだが、この二人の作品はたくさん出版されているが、そのそれぞれの作品は他の作品と多少の差はあれどほとんど変わらない。この二人の作品は違うタイトルの作品を読んでも内容は違うが、根底にある芯のようなものは同じで、それが一貫しているのである。それは、やはりこの二人の小説が私小説であり、西村賢太、車谷長吉の生き様そのものだからであろう。
 今回の作品も貫太と秋恵の同棲生活の間に起こったエピソードが書かれている。四つの話が入っているのだが、どれも灰汁が強く、これぞ西賢節、と唸らずにはいられない。癖になるように読んでしまう作品である。


西村賢太『寒灯・腐泥の果実』新潮文庫
平成二十五年十二月一日発行

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死ぬふりだけでやめとけや

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この本は、私が尊敬する姜信子先生が編集された本である。だから、読んだというのが最初のきっかけであった。姜信子先生が谺雄二さんに会いに度々国立療養所栗生楽泉園に訪問されているのも何となくは知っていた。フランシス(私たちは姜先生のことをこう呼んでいる)は大学の先生をしていて、ハンセン病のほかにも水俣病のこと、日本という国が犯した罪、差別された人々の叫びを追っていつもいろいろなところを飛び回っている。旅をしている。それは日本だけには留まらない。うまく書けないが、私にとってフランシスはそういう先生である。人間の魂の叫びを書く歌う。浪曲師の方と浪曲にのせてセッションする。
 本の話に戻る。この本は、谺さんがハンセン病を7歳で発症し、今年亡くなられるまでの戦いの軌跡である。詩人と活動家としての二つの顔を持つ谺さんの声が、言葉が、「いのちの証」がそこにはある。標題の「死ぬふりだけでやめとけや」の意味を知ったとき、私は、私もどうせ生きているなら、自分ができることをしてやろう。死んだら自分という存在がこの世から消えてしまう。当たり前のことだが、自分は自分という人の生き証人なんだなと改めて実感した。自分が受けいている苦しみ、社会のおかしさ、そういったものは自分でないと発することができないのである。だから、人は書くのである。胸の内にある叫びを苦しみを書くのである。
 私はこの本を読んで、いかに日本という国がハンセン病の人の差別に無関心だったかということがわかった。そういうふうに受け取れた。らい予防法が廃止されたのが1996年というのはどう考えても遅すぎる。特効薬も開発され、治癒する病気であるにも関わらず、忘れ去ったようにこの問題に向き合わなかった国。しかし、ハンセン病に限らず、どのような問題についても国の対応は似ているところがあると思う。マジョリティにとって関係のないことは無関心なのである。当事者が声を上げなければ存在すら抹消される。すべての人に人権がある、学校でも人権教育やらなんやらやってるくせに、人権を侵されたことのない人には痛みはわからない。だから、気づかないのである。私は学校でハンセン病のことを習っただろうか、こういう歴史があったことを聞いたことはあっただろうかと思い出そうとしても思い出せなかった。おそらく、教育の中では触れられなかったのだろう。在日の外国人のこと、性的マイノリティ…

007 スカイフォール

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ダニエル・クレイグのボンドシリーズを全部見たわけなのだが、スカイフォールだけをだいぶ前に見たので、すごくスカイフォールを見たい。カジノ・ロワイヤルは大変良かったが、スカイフォールのほうが壮大というか、勧善懲悪がわかりやすいというか、バットマンみたいというか、感情が激しく揺さぶられるというか、そんな感触を覚えている。ボンドがかっこいいのはいつもである。
 スカイフォールで印象に残っているのはやはりM。あとアデルの曲。Qも若くなっている。ボンドとスネーク(MGS)ってちょっと似てるようななんか通ずるところあるかもなと思った。
 次の作品もまた作られるんやろうか。次もあるなら楽しみである。

Skyfall
監督:サム・メンデス
2012 イギリス アメリカ



【他のダニエル・クレイグのボンドシリーズのレビュー】 007 カジノ・ロワイヤル007 慰めの報酬007 スペクター



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007 慰めの報酬

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カジノ・ロワイヤルがよかっただけに期待してみた本作。そううまくはいかないか、という感想。ボンドといったらこれでしょ!みたいな部分が少なく、お色気シーンなし。話は前作の続きから始まるのだけれど、なんだかアクションシーンも変な演出で純粋にアクション見たいのに、なんやこれはとなった。ボンドが自分の名前を名乗るシーンが好きなんやけどそれもなかった気がする。監督が変わったということもあるのだろうか。石油をかけられて殺された女性はゴールドフィンガーのオマージュだと聞いて、ゴールドフィンガーも見てみたいなと思った。
 書きたいことがあまりない。また追記するかも。しないかも。


007 Quantum of Solace
監督:マーク・フォスター
2008年 イギリス アメリカ



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007 カジノ・ロワイヤル

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007シリーズをスカイフォールで初めて見てから、また007シリーズが見たくなったので見た作品。00へ昇格したボンドの物語。ダニエル・クレイグがかっこいい。それにしてもあの人は着やせするタイプやな。服脱いだらすごくがっしりしていて驚く。
 冒頭からマダガスカルでのアクションシーン、爆破、ブルドーザーとこれぞアクション映画!という物語の展開に目が離せない。資金係としてボンドと行動を共にするヴェスパーという女性もまた魅力的だ。
 主題歌もかっこよく、オープニングの映像もとてもかわいくて好きだった。007シリーズはまだまだ見たこともない作品ばかりで、知らないことばかりだが、面白い映画なのでぼちぼち見ていきたい。
 何だか今回うまく言葉にするのが難しい。アクションがとにかくすごいのとお色気シーン、からの裏切り。悲劇的な別れ……。しかし、見る度にボンドに一回なってみたいと思ってしまう。特典映像としてついていたメイキング映像や、ボンドガールを訪ねて、といったようなドキュメンタリーもすごくよかったです。今までの007シリーズを通して女性の描かれ方が変わってきたことや、歴代のボンドガールにインタービューをして話を聞いたりと大変興味深い内容だった。しかし、このボンドガールというのは社会が求める理想の女性像を描いているのだろうかと思った。その時代時代で女性というものは社会から評価され批判され、自分自身ですらそれを内面化させ、こうあるべきという姿を創り出されてしまうもんなんかなあと。


007 Casino Royale
監督:マーティン・キャンベル
2006 イギリス アメリカ



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匿名の彼女たち

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前にふと本屋で見つけて、こ、これは…!と思い読もうと思ったら、1巻がなく2巻のみ販売中だったので、買うのを諦めて帰って来たのだが、先日その本屋に行くと何と1巻が面出しされているではないか!ということで、1、2巻買ってきて読んだ。
 なんていうか、エロではない。この本は風俗街(店)分析漫画である。だから、エロを求めている人には本当に物足りないと思う。私は近くで風俗街を目にするところで育ったので、どうあってもあの街の中が気になっていた。あのネオンの奥にはどんな世界が広がっているのか、無料案内所とはどんなところなのか、特殊浴場とは…?!のようにである。まあ、だいたいは察しがつくが、前を通る度に、あの奥ではどのようなことが繰り広げられているのか、と妄想を膨らましていたのである。自分で行って確かめろよ、と思われるかもしれないが、そこまでの勇気もないので、この漫画を見つけたときは、かゆいところに手が届いた感覚であった。そして、いつか私の知っているあの街のことを書いてほしい、そんな夢まで持つようになった。
 内容はというと、会社員の主人公が日本各地に出張に行ってはその街の風俗店に立ち寄っては、嬢とのいっときの楽しみ、時間を共有することで生まれる情であったり、その女性の影の部分であったりと、楽しい部分よりも寂しい、切ない部分にスポットが当てられている気がする。主人公の男もなぜそこまで風俗ばかりに行くのか過去に何かあったのかなど今後の展開が気になるところ。
 絵の感じはそんなに好き好きではなかったが、慣れてくるとこれも昔風のタッチで味わいがあるなと思えてきた。とにかく、いろいろな街の情報が知れるので面白い。一見エロに特化してるように見えるが、冷静に書かれた体験談のような漫画なので、こちらも冷静に読み進めることができてそこが面白い。今後の展開にも期待している。



匿名の彼女たち1、2巻
五十嵐健三


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統合失調症がやってきた

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ずっと前から読みたいと思っていた本をやっと読んだ。
 松本ハウスはボキャブラ天国のときに知って、とても印象に残っていた芸人だった。加賀谷さんの壊れっぷりとそれに冷静に突っ込むキックさんの掛け合いを覚えている。あるときから、松本ハウスの姿を全く見なくなったなと思っていた。何かのうわさで加賀谷さんが統合失調症と闘っていると聞いた。今は芸人にまた復帰していて、この本も出していると聞いた。それで、なぜだかわからないが、どうしてもこの本を読みたくなって、本屋で度々探すも、自力でなかなか見つけることができず、何度目かに行った本屋で、(『タモリ学』もこの本屋さんで探してもらった)探してもらい、ついに手元にきた次第であった。
 内容は、キックさんが最初に、キックさんから見た加賀谷さんのこと、コンビを休止されるまでのあらましに始まり、加賀谷さん自身が語る子供時代の話、自己臭恐怖症の話から幻聴が聞こえてくる話(しかし本人は幻聴だと気づいていない)、それから統合失調症と診断されるまでの話。治療の話、お笑い芸人になるまでの話。キックさんとの出会いの話、松本ハウス誕生までの話。それぞれのエピソードが非常にわかりやすく、丁寧な文章でまとめてあった。聞くところによると、加賀谷さんがメモしたことや、話したことをキックさんがまとめ、一冊の本に仕上げたとか。この本は、10年という長い月日の間、加賀谷さんのことを待ち、また加賀谷さんもキックさんとコンビを組みたい、お笑いをやりたいために戦い抜いた魂の記録であると思う。文章を読んでいて、この二人は本当に良いコンビだな、また加賀谷さんの周りにいる人たちもすごく暖かい人だなと感じた。もちろん当事者の加賀谷さんは、私が想像もつかないくらい苦しい思いや怖い思い、言葉に表現できないほどのことを乗り越えてこられたのだと思う。この本を読んで、松本ハウスのことをこれからも応援したいし、自分もゆっくりでもいいから、支えてくれる人と一緒に生きていきたいなと思った。



統合失調症がやってきた
ハウス加賀谷 松本キック

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思い出のマーニー

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思い出のマーニーのポスターを見たときは、ああ百合か、と思った。しかし内容が気になるので見てきた。見たあとは百合とか百合じゃないとかどうでもよくて、マーニーがかわいかった。あと杏奈が自然とさやかと仲良くなっていって、それが本当に自然で、そこもよかった。確かに百合シーンはいくつかあって、こんなことマーニーにされたら誰でも(それは語弊があるかもしれないが)マーニーのこと好きになってしまうんじゃないかと思った。少なくとも私はマーニーに惚れた。ああいうのやられるともうあかんなと思う。
 プリシラ・アーンの主題歌がまたとてもよい。プリシラ・アーンのことを私は知っていて、好きなアルバムもあるのだけれど、プリシラ・アーンの名前と、その音楽とが一致していなくて、最後の最後のエンディングで、プリシラ・アーンてあの人か!とやっと人物名と音楽とが一致し、すっと頭の中に一本の糸が通ったのであった。
 杏奈も好きに生きたらいいんだと思う。違いを指摘されて嫌だなと思う気持ちすごくよくわかる。でも、違うことで何が悪いのか。私は、違うことで本当に嫌な思いをよくするんやけど、それでもいいんや。不自由になりたがっている“普通”の人よりもずっとずっと自分のほうが自由やと思うから。マーニーを見ててもそれは感じたんじゃないか。好きに生きたらいいねん。(結局これ)
 なかなかよかった。


思い出のマーニー
監督:米林宏昌 2014年 日本
原作:ジョーン・G・ロビンソン



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ムカデ人間2

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「ムカデ人間」がいやにあっさりしてんなーと思っていたら、これを撮るためだったのかと納得。だいたい最近の映画やのにモノクロにしてる時点で、これは大量血しぶき残酷描写なんやろうなと予測した。あってた。
 今作は「ムカデ人間」の映画を見た主人公のマーティンが、自分もムカデ人間を作ってみたい!やろう!となる話。そこで、私は思った。「お前医者じゃないけど大丈夫??」この疑問はその後ストーリーを追ううちに何度も抱くこことなる。
 マーティンは駐車場の警備員として働いている。勤務中に何度も何度も「ムカデ人間」をパソコンで見ては、自分も作るためにスケッチブックにムカデ人間の作成方法や俳優の写真などを貼り付け、日々研究している。特に、博士のムカデ人間の口と肛門を繋ぐところの説明は念入りにチェックし、スケッチブックに書き込む。「お前医者じゃないけど大丈夫??」
 駐車場に入ってくる人たちを監視カメラで見つけては、ピストルで足を打って動けなくし、頭をバールで殴り気絶させ、自分の車に積み込む。広い倉庫を借り、そこに捕獲した人々を放り込む。途中で母にムカデ人間ブックが見つかり、攻められ、母親のこともバールでめった打ちにして殺す。
 いざ人が集まった。家から工具類も鞄に詰めて持ってきた。ガムテープも持ってきた。裸にパンツ一丁の上に白衣も着てきた。でも、「お前医者じゃないけど大丈夫??」
 1の博士のようにやってみるが、手術の仕方がほんまに雑。これ手術ちゃう。ここからはまあメインですわ。地獄絵図ですわ。ソドムの市思い出した。医者ちゃうから口と肛門引っ付けようとしてカッターで尻肉切るも出血多量で一人死んでしまい、そこからもう無理と判断したのか業務用のでかいホッチキスでバチバチバチやからな。雑ー!もうやけくそやろと。
 一応ムカデ人間でなんとかできた。嬉しくて鼻歌まじりに踊るマーティン、涙を流すマーティン。ここからお楽しみス○○ロプレイ。前作であっさり描写やったから今回はメインばりに描きまくるよ!ってな感じだった。こういうの冷静に見てる自分は頭おかしいと言われるんやろなと思いながらも冷静に見る。モノクロフィルムのはずなのに、なぜか糞にだけは色がついていたような……。力入ってますね!
 途中から雑手術だったので、ムカデが二つに分裂。怒るマーティン。次々と殺してまう。最後に先頭の女性(前作の女優さん)に反撃され、…

ムカデ人間

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前から気になっていた作品をついに。1と2と借りてきた。
 三人の人間を四つん這いにして縦に並ばせて、前の人の肛門に後ろの人の口を縫い付けて、その人の肛門にまた後ろの人を縫い付けてっていうのを実際に手術してやってみた博士のいや、マッドサイエンティストの話。


 マッドサイエンティストものめっちゃ久々に見た。久々のB級というかゲテモノというかこういうの心のどこかで求めて見てしまうねんな。マッドサイエンティストことヨーゼフ博士は、シャム双生児の分離手術で有名な医者。顔の表情、立ち姿、雰囲気、もう真性変態だった。変態!と叫ばれても、ああ俺は変態だとも!と返す自覚っぷり。ドクターモローを思わせるような白塗りしたみたいな顔に黒いごついサングラス。いかにも。
 期待を裏切らず突っ込みどころ満載で、いつもこういう映画はなんでこう詰めが甘いんやと思わせる展開多々。ムカデ人間の先頭にさせられるのが、日本人のヤクザの兄ちゃんなんやけど、日本語(関西弁)で拘束されたとき、「火事場の馬鹿力じゃ!」とかいうてて、緊迫した空気の中なぜか笑えたり。日本人+アメリカ人女性+アメリカ人女性という繋ぎ方されるんやけど、最後のほうは、この三人のことすごく応援している自分がいて、がんばって逃げろ!がんばれ!がんばれ!と手に汗にぎりながら応援した。
 結果はまあ逃げられへんのやけど、もう少しのところで、日本人ヤクザが喉をガラス片で搔き切って自害してしまう。これには、おい、なんでここであきらめるんや、と思ってしまい、死にたい気持ちもわかるが、悲しかった。生き延びて、分離手術など受けて、また生きてほしかった。それはそれで辛いかもしれんけど。
 なんで逃げ出すときに、博士にとどめを刺しておかへんのやろう、と感じまくった逃走劇だった。
 全体的には、こういう映画にありがちのほんまにチープすぎてどうしようもない(褒めてる)ものではなく、緊迫した空気の中に、なんだか笑えるような、ふと冷静になると何してるんやこの人たちと我に返るような、(日本人やくざの影響が大きい)、そんなバランスがすごくとれた作品だと思う。
 ただ、ちょっと変態にしか(自分を含め)おすすめできない作品であることは確かである。まだ描写はましなんやけど、これおすすめやで、とか軽くは言えへんけど、わかってもらえる人にはわかってもらえる作品だと思う。
 最後に、(最初に)つ・…

ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン

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この作品はジョジョの今までのストーリーの中でも少し異質な存在である。どこが異質かというと、前作の流れに続いているけれども、主人公のジョニィはジョースター家の子孫でもない。調べてみると、荒木先生が青丸ジャンプロングインタビューで、Part6終盤の出来事によって一巡した新たな世界の延長線上に本作品があることを読者に明言したそうだ。
 ということで、今作はパラレルワールド上のお話というか、今までのジョジョとはなんかちょっと違うという雰囲気を受けた作品なのであった。

 簡単にあらすじを説明すると、レースの話である。スティール・ボール・ランというのはレース名で距離にして6000キロ、北アメリカ大陸を横断する過酷なものである。このレースに優勝すると、賞金がもらえる。このレースの中で起こる様々な事件、戦い、聖なる遺体、黄金長方形、などなどちょっとすごく複雑で説明するのが難しいので割愛させていただきますが、要約するとものすごく壮大な冒険活劇なのです。主人公のジョニィ・ジョースターの視点で物語は描かれ、もう一人の主人公のジャイロ・ツェペリとともに話は展開していく。
 私はこのスティール・ボール・ランの話がとても好きだ。どこが好きかというと、ジャイロがかっこいいとこが好き。ジャイロというのはジョニィの師でもあり、兄でもあり、親友でもあり、パートナーでもあり、命の恩人でもあり、死刑執行人でもあり……。
 もちろん、この話でも、ディオという名前の人物は登場するが、この話の上ではディオよりもむしろ真の敵は大統領のファニー・ヴァレンタインである。この大統領がめちゃくちゃ強い。スタンドはDirty Deeds Done Dirt Cheap(いともたやすく行われるえげつない行為)この表現結構好き。
 “略称はD4C(ディー・フォー・シー)。人型のスタンドで、巨大な2本の角がウサギの耳のように生えた頭部と、全身にある縫い目状の模様が特徴。ジャイロの「ボール・ブレイカー」を受けて以降は角と外殻のような部分がなくなったような姿となっている。パラレルワールド間を自在に行き来することができ、他者を平行世界へ引きずり込む(又は送り出す)こともできる。”(wiki)

 この記事を書いてて思い出したけれど、この7部に東方憲助という人物がでてきて準優勝するんやけど、これがあれやんな、次の8部の東方家に繋がっていくんやな。…

ドロへドロ

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ジョジョも好きだが、ドロヘドロも好きだ。本の装丁が好きだ。キャラクターが好きだ。皆好きだ。グロも好きだ。たんまに入る女子の裸も好きだ。マスクも好きだ。魔法使いも好きだ。人間も好きだ。悪魔も好きだ。ホールも好きだ。ギョーザも好きだ。は虫類も好きだ。中央デパートも好きだ。恵比寿が好きだ。煙さんも好きだ。心先輩と能井ちゃんのコンビが好きだ。二階堂とカイマンのコンビも好きだ。鳥太→煙さんの一方通行も好きだ。ハルとヘイズの夫婦が好きだ。ジョンソンは普通。
 発売されるスパンが結構長いので出た頃には前の巻を読み返さなくてはいけないのだが、それすら今回面倒くさくて18巻19巻を一気に買って一気に読んだ。そういやこんな話やったと思い出した。もう少しで全てが明らかになるのか、それとも全ては混沌のドロとヘドロの中なのか、それは、わからない。
 しかし、それが、ドロへドロ!!!!


作者:林田球 『ドロへドロ』 小学館




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タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?

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タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?
戸部田誠著

 この方の文章は、マトグロッソというサイトで初めて読んだときに、その面白さに衝撃を受け、大変気に入っていた内容であった。確か、“タモリにとって「偽善」とは何か”の章だったと思う。
 この文章を読んでタモリという人物の特異性と、その特異な部分に何か自分とのある種の共通点を見つけたような気がして、すごく嬉しい気持ちになった。この戸部田さんの書く文章が大好きになった。

 月日は流れ、先日、ふと『タモリ学』という名前の本が出版されていることを知る。よくよく見ると、あのマトグロッソで連載されていた方だ、これは読みたい、そう思って、6にこの本を早速買ってきてもらった。読んでみると、あのときの興奮そのままに、のめり込むように、ざくざくこのタモリ学を読み進めてしまった。こんなに面白いと思った本は久々だった。タモリという人の生き方、考え方、行動、など過去から現在までをこと細かく引っ張ってきて書いてあった。読んでいけばいくほど、自分の中身が軽くなるような気持ちになった。どんどん精神が解放されていくのがわかった。ああ、自分もこんなふうに生きていいんだ、と思えた。どこかタモリさんと共通する部分があると自分は思いながらも、自分で自分の生き方を縛り付けて、今まできていたんだろうなと思った。目から鱗だった。もっと自由でいいんだ、もっと適当でいいんだ、もっと何も目指さなくていいんだ、夢なんかなくても生きていていいんだ、ただ、現在を生きていたらいいんだ、今を楽しんだらいいんだ、そう思った。
 そう思うと、体の周りを穏やかな風が吹いたみたいに、自分のことを俯瞰できて、自分で自分の首を絞め、足を引っ張ってきたその思考、言葉のことをバカらしいと思うようになった。どうでもいいことやんか。
 今自分のやっていることに意味なんかなくていい。生きてることに意味なんかなくていい。これ、大学のときの心理学の先生もいうてた。それを意味をつけて、その言葉の上に乗って皆安心したいんやな。
 何かの固定観念なんかなくなったらいいのに。絶対こうあるべきなんていうことは本当は一つもないんじゃないかねえ。自分で好きな選択をしていいんじゃないかねえ。そう思う。
 タモリのお陰で、すごくすごく今気持ちがなんていうか今までにないような気持ち、っていったらオーバーかもしれんけど、すごく楽。何もな…

ジョジョの奇妙な冒険 第六部 ストーンオーシャン

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主人公は承太郎の娘の空条徐倫(ジョリーン)。ジョリーンは無罪の罪で刑務所に入れられている。ジョリーンが刑務所に入ることになったのもすべて今回のラスボス、プッチ神父によって仕組まれたことだった。ジョリーンを助けに駆けつけた承太郎だったが、逆に記憶をディスクに変えられ、スタンド能力の記憶も奪われてしまう。プッチ神父の陰謀を阻止するために、ジョリーン、エルメェス、FF、エンポリオたちが戦いに挑む。
 最後のほうは何が何やらよくわかってなかったところもあるが、プッチ神父がDIOに唆されて、天国を目指すというストーリー。そしてこの神父がまた強い。本当に強い。メイド・イン・ヘブンが本当に強い。もうどこをどうしたら勝てるのかわからんくらい強い。ああこれ無理だな、と二部でカーズが出てきたときの絶望にも似たデジャヴを感じる展開。  最後はようわからん間になんかエンポリオが活躍して、世界が一巡してまたパラレルワールドができてみんなそれぞれの違う人生をまた生きているという終わり方。あまり好きな終わり方じゃない。全体的には好きです。女の子が主人公というのも何だかジョジョで新鮮で面白かった。ジョリーンかわいい。ただ、六部に出てくる承太郎は何だか三部のときよりも見た目が若く見え、あまり好きではなかった。無理矢理出させられたんやろうなと勝手に思っている。もうええやん承太郎は三部の承太郎がどう考えても最強最高。ジョリーンの仲間のエルメェス、フーファイターズも好きだった。FFが敵から仲間になって協力するところが好きだった。あと、ウェザーリポートも好きだった。見た目。雰囲気。スタンドは、ストーンフリーももちろんいいのやが、メイド・イン・ヘブン・のビジュアルは本当にかっこよい。好み。スタプラほどのかわいさはないが。  三部がアニメになってこれからどんどん続きの部もアニメになっていくといいな。期待している。



ジョジョの奇妙な冒険 第六部 ストーンオーシャン JOJO'S BIZARRE ADVENTURE Part6 Stone Ocean 単行本 全17巻(64 - 80巻)
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