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飛狐外傳


飛狐外傳
Legend of the Fox
監督:張徹 1980年 香港

※ストーリーの内容に触れていますので、未見の方はご注意ください。




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金庸原作。
胡斐(錢小豪)が罠にかけられて殺された父親(鹿峰)と、後を追って亡くなった母親(潘冰嫦)の仇を討つまでの話。
なぜ父親は死んだのかなど18年前の話を黎友興が錢小豪に語って聞かせる。
回想シーンも交えながら物語が進んでいく。

錢小豪の父親の鹿峰は腕の立つ剣士で妻の潘冰嫦は出産間近の妊婦だった。2人は客棧に立ち寄り、そこで潘冰嫦は出産する。その時立ち合った医者が余太平。

郭追と江生が鹿峰の元へ挑戦にやって来る。
2人の仇が鹿峰と言っていたが、実際は違って、その誤解を晴らすために鹿峰が郭追へ手紙を書いて渡すが、江生が手紙を郭追へ渡らないようにしてしまい、郭追は誤解だと知らないままになってしまう。

手紙を渡したのに、まだ挑戦に来る郭追に対して、挑戦を受けることにした鹿峰。
2人の剣術は素晴らしく、どちらも互角で、数日間に渡って決着がつかなかった。

お互いが力を認め合って来たところで、江生の策略により、2人ともの剣に毒が塗られる。その剣で腕を少し斬られた鹿峰が亡くなってしまう。死ぬ間際に毒が塗られて罠にかけられたと気づくも、時既に遅し。妻も鹿峰の後を追って自殺してしまう。

茫然とする郭追。
江生は生まれたての赤ちゃんの錢小豪も今後問題となる可能性があるため殺すよう指示。客棧で働いていた黎友興がとっさに赤ちゃんを連れて逃げたことで、錢小豪は死なずに済んだ。ここまでが回想シーン。

18年後、18歳になった錢小豪。
雨宿りのため入った屋敷で偶然郭追や江生と出くわす。

郭追と江生は敵対関係になっており、郭追は江生の罠により、両目を薬で見えないようにされてしまう。

郭追とやりとりし、郭追の人柄に触れた錢小豪は郭追の目を直すために、薬を専門に作れる人がいるとの情報を聞き、探しに行くことに。

黃敏儀に助けてもらいながら、薬の専門家を探すが、実際は黃敏儀がその専門家だった。黃敏儀の家族から攻撃を受けたりするが、錢小豪は何とかかわし、黃敏儀と一緒に郭追の元へ帰る。黃敏儀の治療の甲斐あって郭追の目は治る。

郭追が両親を殺した相手だと分かり、怒りを露わにする錢小豪だが、両親をが死んだ理由が毒であったことから真犯人を見つけ仇をとることを誓う錢小豪。
黃敏儀に郭追の目を潰した毒と同じ種類ではないかという推理を聞き、江生が怪しいと踏む(多分)

黃敏儀が錢小豪の味方をしているので、殺しにやって来た黃敏儀の家族(身内)たち。この身内たちは江生に買収されているため、攻撃してくる。
王力が黃敏儀の祖父なんやけど、解毒剤がない蚕の毒霧で攻撃し、錢小豪は瀕死状態に。黃敏儀が毒を口で吸い出して助ける。その結果、毒に触れた黃敏儀は死んでしまう。

ラストの戦闘は錢小豪の両親の墓の前で戦う。
錢小豪が使っていた剣が折れるも、両親の墓の裏から鹿峰が使っていた名剣が出てくる。その剣を使って王力、譚鎮渡と戦う。郭追は江生と戦っている。

この時、王力と譚鎮渡は幽幻道士でいう特殊霊魂のような状態になっており、自分の意思はなく、江生が持つ翡翠のリングのようなもので操られている。

王力と譚鎮渡を倒し、両親の仇である江生を剣で胴体から真っ二つにする錢小豪。
戦いが終わり郭追の前に跪く錢小豪〜劇終

【印象に残ったところ】
・江生が悪江生
・ほんまに悪いやっちゃ
・ルーさまがいいもんだが、厚底だった
・悪いルーさまが厚底の印象があったため意外
・回想シーンでの、若い時の江生と郭追の服めちゃくちゃかっこいい
・薬を取りに行くくだり、ちょっと長くて見てて疲れた
・王力の服ちょっとださめ
・クォさんのキラキラ目を潰す張徹の性癖発揮
・剣を使った戦いのシーンむちゃくちゃかっこいい
・シウホウさんがルーさまの剣見つけるところグッときた
・クォさんはいつもかっこいい役
・特殊霊魂になった王力
・ラストの江生のやられ方に笑ってしまった

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2時間あるのでちょっと長いな、と思ったんやけど、最終的にすごく面白かったです。
原作も読みたい。

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