Posts

Showing posts from December, 2015

The Newest Post

2015年映画ベスト11

わたしはロランストム・アット・ザ・ファーム仮面/ペルソナ叫びとささやき陽炎座ぼくらのミライへ逆回転母なる証明ザ・レイドファヴェーラの丘ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュマミー
10本に絞ろうと思ったんやけど、絞れなかったので11本。 劇場で見たものと旧作といろいろ混ざってます。 群を抜いてよかったのは、やはり『わたしはロランス』でした。この映画は衝撃だった。ドラン作品の中でも今のところ1番好きな作品。見ていない人がいたら是非見て欲しい作品。 レビュー→『わたしはロランス』 考察→映画『チョコレートドーナツ』と『わたしはロランス』に見る性的少数派の目線 1/3

あと、ドラン監督作品が続いてるんやけど、『トム・アット・ザ・ファーム』もよかった。映画館で見たんやけどこれは本当に怖くて、ドランの恋人の兄貴役の人がほんとに怖くて、それがすごかった。あと、ドランの役もなんか好きだった。あとを引く良さがあって、じわじわ好きになる感じ。もっかい見たい。 レビュー→『トム・アット・ザ・ファーム』
『仮面/ペルソナ』と『叫びとささやき』はもうベルイマンに一生ついていきます、となるくらい心揺さぶられた。大好きな監督です。どちらの作品もすごくよかった。人間の本質をえぐり出して、神の存在を問う。 レビュー→『仮面/ペルソナ』 レビュー→『叫びとささやき』
『陽炎座』は『ツィゴイネルワイゼン』が好きなので、これは見たくてやっと見た作品だった。色使い、カメラワークなどなど非常に衝撃的で見惚れている間に終わった。現実と夢の狭間をさまようような鈴木清順ワールドは今作でも味わえる。印象に残っているシーンは、人形の裏の穴を覗き込むシーンと、鬼灯が品子の口から出てくるあのシーン。すごかった。原田芳雄は相変わらずかっこよかった。あとは『夢二』を見たい。 レビュー→『陽炎座』
『ぼくらのミライへ逆回転』は、ジャック・ブラックが出てるから笑かしてくれる系かと思いきや、笑いもあるけど、心温まる町ひとつ丸ごと巻き込んだ大仕掛けのある映画。よかった。 レビュー→『ぼくらのミライへ逆回転』
『母なる証明』は、母が子供を思う気持ちが強すぎるホラー。 心霊とかいう意味じゃないホラー。怖かった。でも、すごく面白かった。 母と子の映画としては、『マミー』も大変よかった。映像が綺麗で、撮り方などすごく工夫されていて、あと、なんかわからんけど、マミーの母役のダイに…

未来の働き方を考えよう

Image
『未来の働き方を考えよう』(ちきりん著 文春文庫 2015年)
ちきりんさんのブログが好きで、本も読ませていただいていて、最近読んだこの本のことを、備忘録として残しておきたかったので書く。
働き方について、自分がこれからどう働いていくかということについて、最近になって、ようやく自分自身のことも自分でわかり始めてきた。自分がこれからどうしたいのかわかってきたのはつい最近で、それまでは、自分の未来を全く想像することさえできなかった。
このちきりんさんの本は、簡単に書くと、 ・日本の未来がどうなっていくか ・働き方が変わってきていること ・自分はどういう働き方がしたいか
などについて書かれています。
私が、印象に残った文章は、 “ふたつの人生を生きる”という文。 同じ職業で70歳まで働き続ける人生ではなく、40代で働き方を選びなおすという生き方で、自分のやりたいことを二回目の働き方でやってみるという提案をされています。
自分はどういう働き方がしたいのか、どういう生き方がしたいのか、自分にとって働くことの意味とはなんなのか、など、ちきりんさんのこの本からは自分がどうしたいのかを自分で考えることを勧められます。
私が自分がこれから生きていく上でやりたいことを考えたときに、まず思い浮かぶのは、パートナーと一緒に暮らすということです。今現在一緒に暮らしているのですが、自分はこの状態が本当に幸せなので、この状態を今後も続けていけるようにやれることをやっていく。あと、パートナーの出身国でも生活したいので、そのためにどうしたらいいかを考えながらのふたつ目の人生をこれからは生きていく。
ミニマムな生活をして、自分たちが楽に生きていきたいなと願う2015年の年末なのでした。ブラジルのクラシック音楽聞いてすごく楽しく穏やかに過ごせて幸せです。来年からもぼちぼちやる。

ほなななな

スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス

Image
スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス (STAR WARS: EPISODE1 THE PHANTOM MENECE) 監督:ジョージ・ルーカス 1999年 アメリカ
テレビやってたんで、この前のエピソード4を見た勢いで見ました。過去にこの作品は劇場で見たのですが、ほぼ記憶に残っていなくて、エピソード1からスター・ウォーズシリーズを見ようと思っていた過去の自分の考えは、現在に至ってもまだ果たされていなかったんだなと思った。
エピソード1を見てみて、確かに全体としておもろかったんやけど、これは、自分はハマらへんな、と思った。だって“普通”すぎる。この話を今朝パートナーに話したら、「ワンピース現象やな。」を見事私が思っていることの真意を突いてくれていたので説明したい。“ワンピース現象”とは、主に私とパートナーの間に起こっている事象で、ワンピースは漫画の『ワンピース』のことを指している。『ワンピース』は日本や海外でも大変人気がある漫画です。私は、この『ワンピース』の漫画がそんなに好きじゃない。理由は、“普通”だから。自分があまのじゃくな性格があってか、どうも、王道の勧善懲悪的なストーリーにそれほど魅力を感じない。あと、キャラクターにも魅力を感じない。これは自分の中では結構重要で、多少話が変でも、愛するキャラがその話に出て来れば私は好きになります。普通という表現はすごく曖昧な言葉で抽象的なんですが、よくも悪くも主人公たちにあまり思い入れできないというか、主人公の葛藤があまり感じられないような話に私はあまりハマらないです。
そもそも、宇宙の話、というのがリアリティがさなすぎてもともと苦手というのもあるんですが、スター・ウォーズやワンピースに共通することで、キャラクターに魅力を感じないというのを今回のエピソード1を見て感じた。それぞれはそれぞれにいいキャラなんだけど、このキャラほんまに好き!というキャラがいない。だから、自分はそこまでハマらないんだなと改めて納得した。そして、スター・ウォーズの他のシリーズも見てみたいけど、それよりも他に見たい作品はいっぱいあるなと思った。
そして、こういう私がそんなに好きじゃないなと思うシリーズは世界的にすごく人気がある。そういうところにも私はあまり惹かれない。どちらかというと、こんなん誰が見んの?くらいの変な作品のほうが、誰…

スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望

Image
スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 (Star Wars Episode Ⅳ: A New Hope) 監督:ジョージ・ルーカス  1977年  アメリカ
スター・ウォーズシリーズはなぜか今までちゃんと集中して見られたことがなくて、見る気もそんなになかったんやけど、テレビで偶然やってるのを見かけたので、見てみました。結果、思ってたよりすごく面白かった。
大作すぎて、どこから手をつけていいかわからんかったのと、宇宙系の話が苦手(参照:『キャビン』にみる自分の映画を見るときに萎えるポイント)なので、敬遠してたのですが、思ってたよりよかった。
展開が早くて、もう勝ったの?という終わり方だったんですが、続きが気になりました。なぜ、ダースベイダーが悪の道に進んだのか、ということや、ルークがこれからどうなっていくのか、などなど気になります。
昔にエピソード1を劇場で見た思い出があるのですが、その記憶もおぼろげなので、4.5.6.1.2.3という順番で見返したい。

ほなね

007 スペクター

Image
007 スペクター (Spectre) 監督:サム・メンデス  2015年  アメリカ/イギリス

※ストーリーに触れているので、未見の方はご注意ください。 ============================








見てきました!やっぱり007のアクションはすごいな。ダニエル・クレイグシリーズしか見てないけど、アクションド派手ですごい。
そして、ボンドはいつでもかっこいいな。安心して見ていられる感じ。今回もMI6の仲間であるQやマネーペニーの助けも借りて、ボンドは敵を見つけ出す。 ボンドはもちろんかっこいいのだが、今回はレア・セドゥ目当てでもいったわけで、どんなボンドガールやろなあと期待していったら、案の定かわいかった。涼しげだけど熱い感じで美しかった。ドレス美しかった。
ボンドとボンドガールがいい感じになるシーンが結構いつも唐突で、お決まりなんやろうけど、あっさりとりあえず、こんな感じでこのへんでやっときます、みたいな予定調和を感じて、やるならもっと濃厚なのやれよ!と感じずにはいられない、規制があるんやろうけど、もっとギリギリのところまで行ってくれても全然okです、お願いします、という気持ちだった。
スペクターの親玉が現れて、直接対決になるんやけど、なんだかいまいちパッとせず、あまり興奮もなかった。セドゥちゃんがラスト隠されてる場所とか、見つけ出して救うところにあまりハラハラしない。助かるんやろな、っていうのがわかってる。 ラストのヘリ落とすシーンも撃つだけかいな、と心の中で突っ込んだ。なんかもっとこう、ないん?今までの苦しめられてきた宿敵を倒す方法なんかないん?と少しもやもやしつつも、アクションは要所要所すごくかっこいいので、夢中でした。
印象に残ってるのは、ロンドン、ローマ、オーストリアの雪山、砂漠、とボンドが世界各地を転々と調査に向かうシーン。景色がすごく綺麗だった。あと、戦闘以外のシーンもかっこいいし、服はオシャレ。スーツは言わずもがなむちゃくちゃかっこいい。何着てもかっこいい。 セドゥちゃんもツンデレっぽくしといて、ベタベタなあの展開に、もっと特徴的なキャラでもよかったんじゃない?と思ったけど、まあセドゥ見ることができたのでありがとうございます。
拷問シーンがカイジっぽかった。でも、拷問やってる場所が明るすぎて怖さはなく、拷問シーン生かしきれてない気が…

トゥルーマン・ショー

Image
トゥルーマン・ショー (THE TRUMAN SHOW) 監督:ピーター・ウィアー  1998年  アメリカ

※ネタバレしていますのでご注意
==================





ジム・キャリー演じる主人公のトゥルーマンは、生まれたときから24時間生活を実況中継、全国放送されている。 現代ならこういうことを自分でやっている人もいる世の中なので、それほどまでに驚きはしなかったが、それはあくまでも自分で好きにやっている場合に言えることである。 トゥルーマンは、何も知らずにショーの主人公を演じさせられているのである。自分の意思とは関係なく。その無自覚なトゥルーマンの生活を、他人の生活を覗き見たい観客は楽しむのである。これは不思議な感覚の映画だなと思った。 他人の生活を見るのは面白い。ああ、こんなふうにこの人は生きてるんだ、とその人の人生のストーリーを見ているこちらは楽しむ。自分とは無縁の“誰か”の生活を覗き込む。覗いたところで自分には何の影響もない。こういうところに、私は少し恐怖を感じた。 自分に関係ないことは、批判しやすいと思う。批判したところで自分には特に何も返ってこないし、影響がないから言いたい放題できる。でも、もし、その人物が自分にとって大切な人だったら、どうだろうか? 映画を見ているうちに、私はトゥルーマンのことがとてもかわいそうに思えてきて、ハラハラしてしまった。一人の人の人生を見世物として消費することに違和感を感じた。それを何も考えずに楽しむ観客に対しても違和感を感じた。しかし、それを考えると、このトゥルーマン・ショーを見ている私自身も、他人のストーリーを覗きたい観客であることに気づく。
トゥルーマン自身が今後幸せになってくれることを望む。自分の人生は自分で選びとってほしい。その権利が誰にでもあるはずだと思うんやけど、なかなかそれがわかってても自分で切り開いていくのは難しい。でも、自分の足で歩んでこそ、生きている実感がするのかもしれない。
私は生きていく上で、もっともっといろいろなものを見たい、とこの映画を見て思った。

ほなほな


【ポイント10倍】トゥルーマン・ショー (本編103分)[PBH-111103]【発売日】20…
価格:2,571円(税込、送料別)

猿の惑星 新世紀 ライジング

Image
猿の惑星 新世紀 ライジング (Dawn of the Planet of the Apes) 監督:マット・リーヴス  2014年  アメリカ
前作のジェネシスが結構好きだったので、今作も見ました。シーザーかっこいい!アンディー・サーキス尊敬します。
猿のほうが人間よりも上だと思って、独自に森で秩序を守り生活してきたシーザー(主人公のボス猿)とその一族だったが、人間に対して良い思い出がない部下のコバが一悶着を起こし云々ていう話。
やっぱり猿でも人でも、ある一定の地位を手に入れると、自分がトップに立って全てを支配したいと思うもんなんですかね?力を手に入れると、どんどん欲が出てきてしまうというか......。自分が弱いからこそ強い武器を手にし、怖いからこそ、牙を向いて相手を傷つける...。普遍的...。 シーザーはもともと人間に育てられた猿なので、ある種人間と猿の境界に立つ存在。そんなシーザーの苦悩や、シーザーの息子の精神的な成長が描かれています。
CGばんばんに使ってます!みたいな映画はあまり好きではないのですが、この映画は、もちろんCGはあるけど、猿や人の表情が豊かで、近未来に起こりうるかもなという恐怖、文明が発達しすぎることによって起こる弊害など現実の問題を反映しているようで、リアルじゃないけどリアリティーをすごく感じる作品です。昔の『猿の惑星』は傑作ですが、現代版のこちらの作品もすごく面白かったです。ジェネシスと合わせてお勧めです。
ほなほな


猿の惑星:新世紀(ライジング) [ アンディ・サーキス ]
価格:3,230円(税込、送料込)

魔術師

Image
『魔術師』(ANSIKTET) 監督:イングマール・ベルイマン  1958年  スウェーデン
魔術を扱う一座が立ち寄った町で、魔術が本当にあるのかどうか証明してみせろ、と警察署長や、判事らに言われ、魔術を披露してみせる話。
一言で言えばこんな感じなのですが、一座のメンバーは皆独特でそれぞれに特徴のある人物が登場する。 ベルイマンの旅の一座の話ということで、どこか『ファニーとアレクサンデル』を思い出すような空気感があった。雰囲気は一貫して暗めだが、幻想的な描写や幽霊が実在するか?などのベルイマン節(?)は堪能できる。
ただ、自分としては、他に見た作品よりも好きじゃなかった。この作品を見たときに同時に見た『仮面/ペルソナ』、『叫びとささやき』がすごく良くて、こちらのほうがすごく好きになってしまったので、その2作と比べると好き度は少し下がる。ですが、ベルイマンの独特の空気感は味わえるので、お勧めです。

ほはまた

魔術師 【DVD】
価格:3,488円(税込、送料別)