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妖怪道士


天師撞邪
Shaolin Drunkard
監督:袁和平 1983年 香港

バカ拳』の江生ばあちゃんのオマージュ元見たくてみた本作。袁ファミリー映画。
袁祥仁さんがおばあちゃん役と酔っ払いの老人(道士)の二役をしている。

袁祥仁さんは『勇闖江湖(少女戦士’88)』で初めて意識して見たんやけど、この映画自体がスタント一家のお話なので、映画内ではスタントや特殊効果のギミックをこれでもかと見せてくれる。
この『勇闖江湖』の監督をしているのが、元袁家班にいた趙中興監督で、この監督が後にこの技術や様式を『バカ拳』、『幽幻道士』、『新桃太郎』など後の作品で受け継いではって、『妖怪道士』ともすごく共通点があった。
それに加えて『勇闖江湖』で袁祥仁さんが出演してはることを思い返すと、ものすごく感動してしまった。

ストーリーは厳重(?)に監禁されていた魔王(袁信義)を酔っ払い道士(袁祥仁)が逃してしまい、捕まえに行くことになる。
魔王は「童貞9人の血を集めてこい!」と高雄に命令する。あと太陰暦生まれじゃないといけないそう。そのターゲットになるのが袁日初。
袁日初のおばあちゃんが袁祥仁。
袁日初は嫁探しをしていて、高雄の娘の結婚相手のコンテストに出場。見事テストをクリアする。

(いろいろドラマありますが中略)

最後は魔王と袁日初、袁祥仁酔っ払い道士+おばちゃんのサポートですごい戦いが繰り広げられる。
魔王の九つの輪っかの攻撃が結構くせ者で苦戦するも、ばあちゃんが知恵の輪を解く要領で輪っかを解く方法を見つける。
最後は逆に魔王が輪っかの檻に入っちゃうというかわいいエンドだった。

【印象に残ったところ】
・袁祥仁おばあちゃん良い
・というか袁祥仁さん良い
・袁ファミリー良い
・魔王の牙良い
・最初の魔王閉じ込めてる部屋がドミノの仕掛け
・何気に女装ワンファーがいた
・嫁になる人の顔にアザがあるだけで嫌がられてて、そこに関してはかわいそう
・そのアザを治してあげた袁祥仁道士すごい
・魔王にガマの笛を吹かせないようにする1人演奏部隊のギミックに笑った
・嫁と入れ替わる魔王
・からの勘違い初夜
・袁祥仁ばあちゃんの知恵の輪を解く時の指が綺麗
・九つの輪っか手強い
・魔王が最後殺されかけて、殺さないで〜!と言う袁祥仁ばあちゃんかわいい
・最後の丸い知恵の輪檻に閉じ込められて首だけ出てる魔王かわいい
・なんだかんだでハッピーエンド(?)

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予想以上に面白い作品やった。
袁祥仁さんや袁ファミリーのみなさんのこともっと好きになった。
他の作品も見たい。

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