幽幻道士4



幽幻道士4 (孩子王)
監督:チン・チュンリャン、ツァイ・ヤンミン 1988年 台湾


あらすじ
子供ばかりを襲う恐ろしい魔王がいた。その魔王に青龍という一人の道士が戦いを挑んだ。しかし、青龍は魔王に乗り移られてしまう。魔王は青龍の子供を狙い金おじいさんのもとへ現れる。金おじいさんと青龍は必死で戦ったが、青龍の妻のリンリンは殺されてしまう。金おじいさんは間一髪のところで、魔王の頭に杭を打ち込む。痛みに耐えかねた魔王は青龍を連れてどこかに消え去ってしまう。魔王が去ったあと、慌ててリンリンの元に駆けつける金おじいさん。リンリンの死にとても悲しむが、お腹の赤ちゃんが生きていることに気づく。法術で赤ちゃんを生ませることに成功する。この時産まれてきたのがテンテンである。テンテンは生まれたときから、特別な力を持っていた。それから、月日が経ち、テンテンと金おじいさんは、テンテンの父親である青龍を探す旅に出るのであった。



以下、今回の幽幻4の特徴
13とは毛色が違う。4とついているが、全くの別物。外伝的な感じ。
・そのため、13カラーが好きな人には少し受け入れ難い点があるかもしれない。
・テンテンの誕生から大人までとはいかんけど、成長を描く。
・テンテンが他の子供たちとは一線を画している。能力が違う。
1とは対照的に親方がダメ親方。
・テンテンがチビクロたちと面識がない。
・「雷(いかづち)よ!我に力を与えよ!」
・金おじいさんはフルメタルキョンシーという皇帝を守った強い戦士たち(のキョンシー)を護衛兵として鍛えていたが、何者かに魔王の騒動のときに盗まれてしまう。


良い点
・最初から最後まで話が二転三転していって、内容がとても面白い。
・テンテンと金おじいさんの自転車に二人乗りしているシーンが好き。自転車アクション。
・フルメタルキョンシーの服は私はあまり好きではないが(通常キョンシーの服のほうが好き)フルメタルキョンシーを鈴(ベル)で誰でも操れるというのは面白い。
・魔王が人に乗り移れることで、次に誰に乗り移るのか、というハラハラ感が面白い。
・乗り移られると皆すごく強くなって、顔に緑の光が当たる。 
・ダメ親方が途中から大法師様として再登場するんやけど、ダメ親方のセリフがいちいち面白い。キョンシーに向かって、気づかずに話しかけるシーンなど、ほんま笑ける。
・特殊霊魂がかっこよすぎて鳥肌が立つ。
・最後に一番乗り移ってほしくない人に、魔王が乗り移り、もう打つ手なしか、となったところに、ベビーキョンシーの「テンテン!」の声。
・ベビーキョンシーの指差す方向には空に渦巻く雷雲が...


【個人的な好み】
 自分がなぜこんなにも本作が好きかということを改めて考えてみた。もちろん、今までの13も好きなのだが、この話の雰囲気もがらっと変わった4の自分が思う魅力について書いてみる。


①リン・シャオロウ版テンテンが好き
 13のテンテン(シャドウ・リュウ)ももちろん好きなのだが、このテンテンはどうしても子供的なかわいさだった。しかし、4の成長したテンテン、(物語最初の部分はシャドウテンテンが登場します)は自分が見ていた頃の年齢よりも上だったため、年上好きの私にとって、大変魅力的な女性に見えた。たぶん、リン・シャオロウに惚れていた。同時期にリン・シャオロウが主演で桃太郎役をやっている、『新桃太郎2』もよく見ていて、めちゃくちゃ好きだった。かっこよくて、かわいくて、大好きだった。


②ストーリー、話の展開が好き、強いテンテンが好き
 4の後半のホテルのシーンからラストまでは息つく暇もにいくらいのハラハラドキドキアクションに目が離せないです。そして、最後、魔王を倒すシーンとめちゃくちゃかっこよくて、テンテンに痺れます。
 ここまで、強いテンテンは本作の特長だと思う。今までの作品はやはり、テンテンは強いんやけど、テンテンをみんなで守ってあげる、みたいな印象がある。魔王に勇敢に立ち向かうテンテンの勇姿、最高です。また、メインのキャラクター以外の人々も個性豊かで、とても面白い人ばかりで、そこもこの4が好きな理由です。

 私はこの幽幻道士4のテンテンというかリン・シャオロウに完全にやられてしまいました。愛すべき作品です。ちなみに、テンテンも、もちろんかわいいのですが、新桃太郎や、妖魔伝のときのような、中性的なリン・シャオロウが本当に好きです。大好きです。


チン・チュンリャン、ツァイ・ヤンミン監督作品リスト
・新・幽幻道士(キョンシーズ) 立体奇兵 1989年
・幽幻道士4 1988年
・新・アリババ/魔法大冒険 1988年
・新・桃太郎1 1987年

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