シモンの空


シモンの空(L'ENFANT D'EN HAUT
監督:ウルスラ・メイエ 2012年 フランス/スイス


シモンという名前の12歳の少年が、生きていくために、スキー場でスキー板やらゴーグルやらを盗んで売ってお金に換えて、生活費に充てる話。親はいず、姉(レア・セドゥ)が一人いる。実はこの姉には秘密があった...

見終わってみて、秘密ってそういうことか、と納得はしたものの、健気なシモンの行動にかわいそうやなと思いつつも、ここまで健気になれる?という疑問も起こった。自分の家族のことを恨んでも、自分は誰かといっしょにいたい、さびしい、誰かに抱きしめてもらいたい、というのは、誰でも抱く感情で、今まで親の愛情を十分に受けてこなかったシモンなら尚更それを求めてしまうのも仕方ないし、そうするべきだと思った。

今後のシモンの行く末を心配するながらも、シモンには強く生きていってもらいたいという願いを持った。もし、自分がシモンのような立場だったら、自分もシモンと同じように、どんな辛い状況であれ生きていかなければならないんだなと思うと思う。どんな形であれ、生きていれば楽しいこともきっとあるんだ、と信じずには生きていけない状況だけど、それでも生きていこう、とシモンにも自分にも声をかけたくなる映画だった。

レア・セドゥ演じるルイーズがダメダメな人なんですが、どこか魅力的に見えるのは、やはりセドゥ効果なんでしょうか。レア・セドゥのちょっと流し目加減の表情が好きです。

ジャンルを分けるなら、やはり愛の映画になるんやろうなあ。シモンのひたすら前向きな愛にあふれる映画やからなあ。

では、また

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