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愛と欲望の毛皮
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愛と欲望の毛皮(Pelts)
13 thirteen ~マスターズ・オブ・ホラー2~より
監督:ダリオ・アルジェント 2006年 アメリカ
あらすじ
毛皮商人フェルドマンがお気に入りのストリッパーであるシャンナのために、奇妙な経緯で手に入れた完璧な毛皮を使ってコートに仕立てるが、その毛皮は手にした者の運命を狂わせる危険な毛皮だった。
毛皮商人フェルドマンが最高級のアライグマの毛皮でコートを作り、お気に入りのストリッパーのシャンナの気を引いて自分のものにしたいというような、まさに毛皮を巡って愛と欲望とが織り交ぜられたエログロスプラッター!
そのアライグマが聖域に住む神聖な存在だったためにその毛皮に関わったものが次々に変死体で発見される。それは呪いの毛皮だった。
※以下殺し方ネタバレしまくりですので、楽しみな方はご注意
①アライグマを狩った猟師(親父)→寝ている所を息子にバットで頭を殴られまくれ死亡
②アライグマを狩った猟師(息子)→自分でアライグマの罠に顔を突っ込みガシャン!顔半分切り取られる。噴き出る血がリアル。
③毛皮を裁断した職人→自分で自分の胸から腹の辺りをハサミで切り取り内臓取り出して死亡。
④毛皮を裁縫した雇われ中国人女性→鼻、目、口を自分の手で一針一針縫い付けて窒息死。
⑤毛皮商人フェルドマン→コート完成後、シャンナの元へ。ホテルの一室で自分の脂ののった身体をベストのような形に剥ぎ取りシャンナに押し付けようとする。
⑥シャンナ→フェルドマンに生皮ベストを押し付けられそうになりながらも逃げるが、エレベーターの中でフェルドマンと2人で閉じ込められる。その際に腕をドアに挟まれ千切り取られ死亡。フェルドマンも出血多量(?)で死亡。
1時間ぐらいの短編なんですがこの鮮やかな展開の速さにずっと飽きずに惹きつけられました。さすが巨匠!!特殊メイクもCGじゃないしむっちゃよかった!!!
毛皮が本当に綺麗でみんなが「Oh~!」とか言って顔すり寄せてるの見てかなり羨ましく思った。あのフサフサに触ってみたい。そら取り憑かれるわ。
これぞ純正エログロスプラタ。エロとグロとスピードのバランスがほんといい。
追記(2015.4.9)
当時のテンションの高さに驚くが、それほどまでにこの作品はグロ好きの心を押さえた秀逸な仕上がりになっていたのだなと改めて思う。もう一度見たいが、あまり見かけることがなく、残念。これぞ、スプラッターっていうのを見たい方にはお勧め。鮮やか。無駄がない。おもろい。ギャー!ていうの全部入れてくれてる。
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