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残酷復讐拳


殘缺
Crippled Avengers
監督:張徹 1978年 香港

まだ少ししか五毒作品見れてないが、今のところ五毒映画で一番好きな作品。

※ストーリーの内容に触れていますので、未見の方はご注意ください。









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ストーリーは悪徳地主トー(陳觀泰)のもとに、恨みを持った3人組が現れ、陳觀泰の妻を殺し、息子の両腕を切り落とす。
最近この3人組の中に狄威見つけた。狄威は『五毒』にも出ていたみたいやし、張徹映画に結構出てるんかもしれん。私の印象はもう少し新しい映画の悪ボスのイメージだったので、知って嬉しかった。

陳觀泰は息子(鹿峰)に鉄の仕込み武器入りの義手をつけさせ武術を教える。
時は経ち、ますますやりたい放題の陳觀泰一家。その横暴ぶりは酷くなっていた。陳觀泰一家は自分たちに反抗するものは許さず、身体の一部を破壊する。

羅莽...町の鍛冶屋。陳觀泰のことを批判したら、喉(声)を潰され、さらに耳も聞こえなくされる

郭追...羅莽に同意し、意見したら、両目を潰される

孫建...町で鹿峰とぶつかったことがきっかけで、両足を切断される

江生...上の三人の様子を見て不憫に思い、トー家に意見しにいくが、頭を鎖で締め付けられ脳にダメージを与えられ、脳に障害を負う

この四人が江生の懐から出てきたら手紙(?)を元に、江生の師匠のところへ行き、3年間修行をして、トー家に復讐する話。

【印象に残ったところ・好きなところ】
・羅莽が話せなくなったので、身振り手振り顔芸も含め、表現力豊かで面白い。強い。鏡の大きなネックレスかわいい。
・郭追は目が見えず、羅莽は耳が聞こえないので、会話をする時に、手の平に文字を書いて伝える方法を師匠に教えてもらってからの、その仕草
・羅莽&郭追ペアで戦うシーンが多く、お互いの居場所を確認するために、手をギュッと繋ぐ+笑顔のシーン→かわいいと思うと同時に張徹公式かと悟る
・江生が地味にみんなのサポート役に徹してそれで、みんなの技術が上がっていってるところ
・江生の犠牲によって鹿峰に勝つ
・鹿峰の衣装の乳首の上の縦ライン
・楊雄さんが出てきた瞬間、胸筋にしか目がいかなかったから衣装設計すごい!と尊敬
・ここから楊雄さんを意識して他作品を見るようになり、私の好きな新桃太郎シリーズやその他林小樓と共演も多いことから、楊雄さんを見つけると和むようになる
・カンタイさんの誕生会開催のために必死な王龍威
・必死になりすぎて楊雄が死ぬという痛恨のミスでカンタイさんに叱られる
・カンタイさん「もうあいつら自分で片付けるわ」
・アクションシーンの美しさ
・輪っかを郭追と江生で持って戦うシーン、ほんまに美しいな
・全体を通して張徹の美学、フェチズム感じまくり
・郭追の戦闘時の衣装がわざわざ乳首見える角度に布が寄せられている
・ラストの対カンタイ戦、3対1やのにカンタイさん強すぎて、すごい
・イリュージョン的な三位一体技を繰り出し、勝つ
・笑顔で手を繋いで颯爽と去っていく羅莽&郭追
・江生を埋葬してあげて...!
・さわやかな劇終

こう見ると、鹿峰と孫建のことあまり書いてないな。
まだ魅力に気づいてないから、もっと他の五毒作品見ていきたい。

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