鬼屋小精靈
Haunted House Elf
THE ADVENTURE OF VAMPIRE
監督:羅熾 1990年 台湾
最近見た作品の中で一番のバカ映画だった(褒めています)
冒頭のオープニングの軽快な音楽から髑髏が踊るような演出を見て、これは...とB級センサーが反応した次第。
ストーリーは、幽霊屋敷と噂される家に引っ越してきた林小樓一家。
林小樓と弟は、この家の改装業者を父に持つ小強と出会い仲良くなる。
姉弟は家で「殭屍通心術」という本を見つける。
その本によると、キョンシーとは話せなくても念じることで通じ合えるらしい。
弟が呪文を唱えるとキョンシーの言葉が聞こえるようになる。夢の中で地下室の扉を開けるための金の鍵の存在を聞く3人。金の鍵を見つけ地下室の扉を開けてみるとそこには棺があった。
棺を一つ開けてみると、子供のキョンシーが出てきた。
このキョンシーの力を借りて、林小樓と小強、子供キョンシーが一緒に本の世界に入って冒険する話。
【面白かったところ】
・子供キョンシーに運動させて、体をやわらかくしてあげるところ
・この運動により、その後子供キョンシーは両手を前に出さなくても歩いたり走ったりできるようになっている
・本の世界では食人族がおり、その族長が午馬
・午馬は姫を攫っており、姫を助けるために対決することとなる
・色んな人物や動物にみんなが変身する
・午馬がジーザスになると、林小樓たちが十字架に磔にしてやると返すところシュールすぎ
・午馬ドラキュラ対キョンシー(林小樓たち)
・午馬孫悟空対三蔵法師
・午馬牛魔王対林小樓鉄扇公主
などなど...
林小樓たちが本の世界に入っている間に、裏では子供キョンシーの親キョンシーが現実世界で子供キョンシーを探しており、町で暴れて事件を起こしている。
本の中やから何でもありで、収集つかへんやろと思って見ていたら、現実世界で誤って本が燃やされて、あっさり本から脱出してた。
本が燃えたので、林小樓たちは本の中から脱出する。子供キョンシーも親キョンシーと出会って地下室に戻っていく。
そのキョンシーたちを警官が追いかけて行って地下室で銃で撃つ。
「撃たないで!」と林小樓が叫ぶ〜劇終
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終わり方は意味わからんかった。
キョンシーは撃っても死なへんやん。
本の中に入って何でもありっていうのが、逆に風呂敷広げ過ぎた感があった。
でも、本の中の世界ではみんなのコスプレ大会みたいな感じでそれはそれで面白かった。
午馬が食人族の長っていう設定も、『食人族』や黒魔術系の映画が流行ったからなんやろうな。
しかし、何にせよチープすぎる。
アクションもっと見たかったけど、ほとんどなかった。
キョンシーの存在も別に必要あるかどうかわからん。
全てがごった煮すぎた。
林小樓はかわいいです。
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