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ヘルハウス
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ヘルハウス(THE LEGEND OF HELL HOUSE)
監督:ジョン・ハフ 1973年 イギリス
科学者のライオネルはある富豪に幽霊が出るという屋敷を買い取ったので調査してほしいと頼まれる。多額の報酬に釣られ、ライオネルは承諾。妻のアンと霊能力者のフィッシャー、タナーを連れて屋敷へ向かいます。
屋敷の名前は「ヘルハウス」。昔の持ち主であった“吼える巨人”ことベラスコという男は異常性格の持ち主で屋敷で何人もの人々を虐殺したり、怪しいいろいろなことをしていたそうだ。ベラスコはその後行方不明となり、それから奇妙な現象が屋敷で起こるようになったという。四人は屋敷で何と遭遇するのか...。
もう一度見たい作品をレビューします。
子供の頃に初めて見た本格ホラーです。いわゆる“お化け屋敷もの”です。幽霊の姿は一切見えないのに、何だか雰囲気というか気配でむちゃくちゃ怖がらす感じ。あと、屋敷にいる霊のせいで調査に行った人が頭がおかしくなっていくところや、姿が見えない霊に殺されていくという展開に震え上がりました。話の意味も当時よくわかっていなかったのですが、“すごく怖かった”という印象だけを残して数十年経った今も頭の中に残っています。
なんか電磁波を使って霊の存在を調べるみたいなことをしていて、そのへんはあんまり面白くないな、と思いながら見ていたのですが、最後ベラスコの謎が解けたとき、あの異様な雰囲気にゾッとしたのを今でも覚えています。あと、メインの登場人物が4人と少なく、キャラクターもしっかりしているので、わかりやすいです。
最終的にベラスコの意図や、なぜ屋敷に窓がないのかなど謎が解けるので、そういうことだったんか、と納得します。屋敷に漂う雰囲気が異様なことを味わえることと、見えない霊の存在がとても怖い作品です。
映画から受ける作品の色のイメージは赤と青白い青。
もう一度見返したい屋敷ものホラーです。おすすめです。
ほな
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