愛奴
Intimate Confessions of a Chinese Courtesan
監督:楚原 1972年 香港
邦題でエロティック・ハウスとかつけてるけど、そんなにえろくない。
香港映画初のレズビアン映画ということで話題になったらしい。
とはいえ、本作に登場するレズビアンて娼館の女主人(貝蒂)1人だけやし、しかも実際映るんはキス程度で匂わせるだけやったしな。そんなに期待はしてへんかったが、もうちょっとやってくれてもよかったんちゃうか...
話は盗賊に誘拐されて娼館に売られた愛奴(アイヌ)の復讐物語。アイヌ(何莉莉)はどこかの師範の娘でなかなか言うことを聞かない。娼館の女主人(貝蒂)は男に興味がない。
佟林が貝蒂のこと好きで、貝蒂は愛奴のこと好きという佟林→貝蒂→愛奴の関係。
アイヌは無理やり娼婦にさせられて、武術も教えてもらって、一人前の高級娼婦となる。
そこからアイヌの復讐が始まる。自分を最初に食い物にした4人を殺して行く。
アイヌに殺された人々の事件を捜査する役人が岳華さん。
【印象に残ったところ】
・女の復讐物語というストーリー自体は好き
・房勉じいちゃん縛られてすごい楽しそう
・昔は縛るのが好きだったが、今は縛られるほうが好きと性癖をホァさまにばらされる房勉じいちゃん
・ホァさまとアイヌが夜に外で対峙するシーン好き
・ホァさまの言うことが信じてもらえない
・大四喜
・淡々と進んでいく復讐
・アイヌが過去の行為になぞらえて殺して行くので面白い
・「ホァさまの忠告→聞かない→アイヌが誘う→殺す→ホァさま到着」のループ
・女性解放
・佟林の寒心刀に腕を斬られる貝蒂
・からの片腕必殺剣(ない)
・“恨みよりも愛の方が猛毒だとは”
・アイヌ詰めが甘い
・情にほだされた
・貝蒂が両腕斬られてからのシーンもうちょっとほしかった
・でも血は張徹か
・最後のキスもうちょっとちゃんとやろう?←
・結局、アイヌはホァさまのことどう思ってたんや
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もうちょっといろいろほしかったが、綺麗な武侠片だった。
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