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ムカデ人間2
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「ムカデ人間」がいやにあっさりしてんなーと思っていたら、これを撮るためだったのかと納得。だいたい最近の映画やのにモノクロにしてる時点で、これは大量血しぶき残酷描写なんやろうなと予測した。あってた。
今作は「ムカデ人間」の映画を見た主人公のマーティンが、自分もムカデ人間を作ってみたい!やろう!となる話。そこで、私は思った。「お前医者じゃないけど大丈夫??」この疑問はその後ストーリーを追ううちに何度も抱くこことなる。
マーティンは駐車場の警備員として働いている。勤務中に何度も何度も「ムカデ人間」をパソコンで見ては、自分も作るためにスケッチブックにムカデ人間の作成方法や俳優の写真などを貼り付け、日々研究している。特に、博士のムカデ人間の口と肛門を繋ぐところの説明は念入りにチェックし、スケッチブックに書き込む。「お前医者じゃないけど大丈夫??」
駐車場に入ってくる人たちを監視カメラで見つけては、ピストルで足を打って動けなくし、頭をバールで殴り気絶させ、自分の車に積み込む。広い倉庫を借り、そこに捕獲した人々を放り込む。途中で母にムカデ人間ブックが見つかり、攻められ、母親のこともバールでめった打ちにして殺す。
いざ人が集まった。家から工具類も鞄に詰めて持ってきた。ガムテープも持ってきた。裸にパンツ一丁の上に白衣も着てきた。でも、「お前医者じゃないけど大丈夫??」
1の博士のようにやってみるが、手術の仕方がほんまに雑。これ手術ちゃう。ここからはまあメインですわ。地獄絵図ですわ。ソドムの市思い出した。医者ちゃうから口と肛門引っ付けようとしてカッターで尻肉切るも出血多量で一人死んでしまい、そこからもう無理と判断したのか業務用のでかいホッチキスでバチバチバチやからな。雑ー!もうやけくそやろと。
一応ムカデ人間でなんとかできた。嬉しくて鼻歌まじりに踊るマーティン、涙を流すマーティン。ここからお楽しみス○○ロプレイ。前作であっさり描写やったから今回はメインばりに描きまくるよ!ってな感じだった。こういうの冷静に見てる自分は頭おかしいと言われるんやろなと思いながらも冷静に見る。モノクロフィルムのはずなのに、なぜか糞にだけは色がついていたような……。力入ってますね!
途中から雑手術だったので、ムカデが二つに分裂。怒るマーティン。次々と殺してまう。最後に先頭の女性(前作の女優さん)に反撃され、アナルにムカデを入れられるマーティン。ギャーといって倉庫を飛び出す。で、場面が変わり、いつもの警備員室に座って「ムカデ人間」を鑑賞しているマーティン。END
これ、え、どういうこと?あの人たちどうなった?夢オチ?なんかラストはどうとでもとれるようにしてあるんかな。とにかく、マーティンの人に対する不満、父親に対する不満、母親に対する不満、自分に対する不満をぶちまけたらこうなった、んやろうか。
ま、意味なんてないやろうけどね。しかし、やりたい放題やれることやりました的なこの映画、作ってる側は楽しいやろなあと思った。人には1以上に薦められへんのはわかってる。
ムカデ人間2
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