たぶん、女囚さそりの中で一番好き。ものすごく好き。
何が好きかって、ナミが二言しか喋らないとこと。
「私を売ったね」「死んでるよ」
あと、この話は脱走劇が主なんやけどね、みんなが着てるポンチョみたいなんがすんごくかわいい。その裏で流れる「女の呪文」ていう歌もめちゃくちゃいい。
白石加代子さんの怪演。
アバンギャルド。前衛。シュール。
田園に死す好きな人は好きかなあ。
好きすぎてどうこの思いを伝えたらいいか…!うまく話できるかわからんけどこの話もしたいです。
さそりのことをもっといろんな人と話したいのになああああああ
もどかしい感じ。
2014.12.6追記
見返して見た。すんごかった。今見ても輝いてた。
底知れぬ女の怒りと悲しみの映画。突っ込みどころは満載だがとりあえずお腹いっぱい。
この映画のエネルギーがすごい。
梶芽衣子さんが美しい。
『女囚さそり 第41雑居房』1972年 日本
監督:伊藤俊也