思い出のマーニー



 思い出のマーニーのポスターを見たときは、ああ百合か、と思った。しかし内容が気になるので見てきた。見たあとは百合とか百合じゃないとかどうでもよくて、マーニーがかわいかった。あと杏奈が自然とさやかと仲良くなっていって、それが本当に自然で、そこもよかった。確かに百合シーンはいくつかあって、こんなことマーニーにされたら誰でも(それは語弊があるかもしれないが)マーニーのこと好きになってしまうんじゃないかと思った。少なくとも私はマーニーに惚れた。ああいうのやられるともうあかんなと思う。
 プリシラ・アーンの主題歌がまたとてもよい。プリシラ・アーンのことを私は知っていて、好きなアルバムもあるのだけれど、プリシラ・アーンの名前と、その音楽とが一致していなくて、最後の最後のエンディングで、プリシラ・アーンてあの人か!とやっと人物名と音楽とが一致し、すっと頭の中に一本の糸が通ったのであった。
 杏奈も好きに生きたらいいんだと思う。違いを指摘されて嫌だなと思う気持ちすごくよくわかる。でも、違うことで何が悪いのか。私は、違うことで本当に嫌な思いをよくするんやけど、それでもいいんや。不自由になりたがっている“普通”の人よりもずっとずっと自分のほうが自由やと思うから。マーニーを見ててもそれは感じたんじゃないか。好きに生きたらいいねん。(結局これ)
 なかなかよかった。


思い出のマーニー
監督:米林宏昌 2014年 日本
原作:ジョーン・G・ロビンソン



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