スチーブン・キング原作 死霊伝説 (Salem's Lot)
監督:トビー・フーパー 1979年 アメリカ
先ほどスティーヴン・キングのこと記事に書いてたら、この死霊伝説のこと思い出して、書きたいな、というか、ただ単にビデオのジャケット載せたいな、っていうだけの話。
あらすじ
ほとんど記憶にないのやが、セーラムズ・ロッドという町で事件が起こり、ノスフェラトゥが蘇って窓の外に現れたり、けっこうあっさり杭を打たれる話。
話の内容は完全版のDVDが出たので、そちらを見るとわかるらしいのやが、VHSで見た私には内容は全く理解できなかった。では、なぜ、この記事を書いているのかというと、この作品のVHSのジャケットが非常に印象に残っているからである。ただそれだけでして、あれなんですが、それだけです。
幼少期住んでいた家の近くにツタヤがあり、私は親に連れられよく行っていました。そのツタヤでの幼少期の私の密かな楽しみが、ホラーコーナーの通りをホラービデオのジャケットを眺めながら歩く、というものでした。棚一面に面出しされているホラー映画のジャケットが怖くて怖くて、立ち止まって眺めることはできないけれど、その前を通りながら横目でそろそろっと眺める。ジャケットを手に取って見ることなんて怖くてできないけれど、でも前を通ってちょっとだけでもジャケットを見て見たいっていう怖いもの見たさに対する好奇心を当時から発揮していた私は、そのホラーコーナーの一番端の右上に置かれているこの『死霊伝説』のノスフェラトゥの顔にすっかり虜になっていたのであった。
長年の時を経て、このビデオをレンタル落ちで手に入れて、その時は感動した。やっと手に取ることができた感動だった。何分でも眺めていられるし、成長したなあと思った。内容は糞映画だった記憶(褒めてる)。今ちゃんと真剣に見返したらまた全然違う感想になるかもしれない。DVDになってあの怖い顔じゃなくなって、残念だった。私の中では死霊伝説はこの顔に限るのである。
そんな思い入れのとっても深いこの作品を満を持してブログに書いて満足です。いつもですが、今回特に自己満足記事です。