- わたしはロランス
- トム・アット・ザ・ファーム
- 仮面/ペルソナ
- 叫びとささやき
- 陽炎座
- ぼくらのミライへ逆回転
- 母なる証明
- ザ・レイド
- ファヴェーラの丘
- ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ
- マミー
10本に絞ろうと思ったんやけど、絞れなかったので11本。
劇場で見たものと旧作といろいろ混ざってます。
群を抜いてよかったのは、やはり『わたしはロランス』でした。この映画は衝撃だった。ドラン作品の中でも今のところ1番好きな作品。見ていない人がいたら是非見て欲しい作品。
あと、ドラン監督作品が続いてるんやけど、『トム・アット・ザ・ファーム』もよかった。映画館で見たんやけどこれは本当に怖くて、ドランの恋人の兄貴役の人がほんとに怖くて、それがすごかった。あと、ドランの役もなんか好きだった。あとを引く良さがあって、じわじわ好きになる感じ。もっかい見たい。
『仮面/ペルソナ』と『叫びとささやき』はもうベルイマンに一生ついていきます、となるくらい心揺さぶられた。大好きな監督です。どちらの作品もすごくよかった。人間の本質をえぐり出して、神の存在を問う。
『陽炎座』は『ツィゴイネルワイゼン』が好きなので、これは見たくてやっと見た作品だった。色使い、カメラワークなどなど非常に衝撃的で見惚れている間に終わった。現実と夢の狭間をさまようような鈴木清順ワールドは今作でも味わえる。印象に残っているシーンは、人形の裏の穴を覗き込むシーンと、鬼灯が品子の口から出てくるあのシーン。すごかった。原田芳雄は相変わらずかっこよかった。あとは『夢二』を見たい。
『ぼくらのミライへ逆回転』は、ジャック・ブラックが出てるから笑かしてくれる系かと思いきや、笑いもあるけど、心温まる町ひとつ丸ごと巻き込んだ大仕掛けのある映画。よかった。
『母なる証明』は、母が子供を思う気持ちが強すぎるホラー。
心霊とかいう意味じゃないホラー。怖かった。でも、すごく面白かった。
母と子の映画としては、『マミー』も大変よかった。映像が綺麗で、撮り方などすごく工夫されていて、あと、なんかわからんけど、マミーの母役のダイにうちの母がなんとなく似てる。あと、スティーブになぜか妹が似てる。
『ザ・レイド』はインドネシアのアクション映画。むちゃくちゃアクションがすごくて、ジャッキー・チェン以来じゃないかというくらいの鬼アクション。あと、武器使いまくりの切りまくりの痛いアクションシーンも印象的だった。そんな中、ピストルは使わず拳で闘う主義のマッドドッグという敵キャラと戦うシーンが本当にすごかった。
『ファヴェーラの丘』は、ブラジル、リオデジャネイロのファヴェーラ(スラム街)で起こった実話のドキュメンタリー映画。音楽が彼らを救っていく過程が描かれていて、音楽の力のすごさを知った。奇跡が起こるシーンが衝撃的だった。
『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』。ジェーン・バーキンがむちゃくちゃかわいくて最高な映画。ジョー・ダレッサンドロも出てて、ただただ美しい。まじかわいい。ジェーン・バーキンがみんなに好かれすぎて困る映画として『ラ・ピラート』という映画あるんですが、あれもよかったです。ジェーン・バーキンいい。
今年は、昨年よりも多くブログの記事に書けた。来年は映画、それから本や、考えたことなどもっとアウトプットしていきたい。
拙いブログですが、pqnologyを今後ともよろしくお願いいたします。
では、みなさまよいお年を。
ほななーーー