バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)


バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 2015 アメリカ

昨年見たくてまだ見れていなかったバードマンをやっと見た。
好きか嫌いかだったら、まあまあだった。

印象に残ったところは、最後のほうまで途切れることなく続く長回しの撮り方。そして、ドラムの太鼓の音。常に緊張感が漂い、どうなるのかハラハラしながらも追ってしまう。

かつては『バードマン』で一世を風靡した主人公リーガンは、落ちぶれていた。落ちぶれたリーガンが、起死回生をかけて、舞台の演出、主演をやろうとする。演じる舞台は、レイモンド・カーヴァーの短編小説『愛について語るときに我々の語ること』。

見ていて思ったんだけど、これってリーガンのマスターベーションじゃないか。
俺ってこんなにすごい。俺を見ろ。娘が薬をやっているところを見つけると、俺に迷惑をかけるな。俺はただものじゃない。俺は超能力だって使える。

最後には、無責任なフィニッシュまで決めるのも、勝手だなあと思った。
かつて栄光を得た人の足掻きや苦悩を描いていて、そのリアルな撮り方で、面白いっちゃ面白いんやけど、別に、すごい、いい!とはならなかった。
コメディなんやけど、あんまり笑えへんかった。長回しは、すごいと思ったけど、話の内容は、あまり自分の中には盛り上がりがなかった。

ほなね。

あ、でも一瞬だけ、マルホランド・ドライブのあのシーンがきたときにはニヤリとしたなあー。おもろいと思った瞬間あった。

ほなほな

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