フランク


フランク(FRANK)
監督:レナド・エイブラハムソン 2014年 イギリス アイルランド

頭全面を覆うお面のような被り物を被ったフランクという人物がボーカルを務めるバンドにまつわる話。ストーリーは、このバンドに突如加入することになったジョンの視点から描かれていく。
この映画『フランク』は実在するフランク・サイドボトムという人物をモデルに作られているそうです。フランク・サイドボトムは80年代に活躍したイギリスのコメディアンで、音楽もやっていた。そのバンドのキーボードをしていたジョン・ロンスンが脚本に関わり自身の体験をジョンの目線で語っていく。

この『フランク』の映画を私が見ようと思ったのは、フランクがお面をどんなときでも脱がないという情報だけ知っていて、どんな話なのかとすごく興味を持ったからです。なんで脱がないのか、なぜ被ったのか、脱いだらどんな顔なのか、など、お面とフランクの関わりについてものすごく興味を持っていたのですが、実際に映画を見てみるとお面を被っているということよりも、人と人との関係のあり方や、好きなもの(この映画では音楽)や表現したいものについて、どれだけ追求できるか、自分にとって居心地のいい場所とは、みたいな感じの映画だった。

もちろん、最初にフランクが登場して常にあのお面を被っている風景はある種異様な雰囲気があって、なんなんだこの人、という感じに思ったが、次第にこれがフランクだなと違和感がなくなってくる。ジョンはフランクたちに出会い、その前衛的さに感動し、このフランクのバンド「ソロンフォルブス」を自分も含め有名にしたい!(有名になりたい)と思うのですが、バンドのメンバーとはうまく噛みわず、フランクとも噛みわなくなってくる。そもそも噛み合っていたのかも謎だが、ジョンは結構バンドをかき回す。

ジョンは本当に有名になりたくてSNSなどを駆使しまくるんやけど、それとは対照的にバンドのレコーディング風景は独創的で面白かった。

フランクがお面をかぶっていても自由に振る舞えるあのバンドの雰囲気がすごくいいなと思った。ジョンのフランクに対するお面外せという言葉は、実際自分がフランクだったら自分も逃げ出すやろうなあと思った。1番言われたくない言葉かもしれない。お面外したくなかったら外さんでいいし、それは自分で好きにしたらいいと思う。お面をしててもしてなくてもフランクの魅力は変わらないと思った。
あと、フランクがムキムキでちょっと驚いた。

ほなね


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