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ジョジョの奇妙な冒険 第三部 スターダストクルセイダース
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ジョセフ・ジョースターの孫の空条承太郎が前作の波紋に代わる精神エネルギーである「スタンド(幽波紋)」を駆使して、100年の眠りから甦った吸血鬼DIOと戦うロードムービ活劇。
なぜDIOと戦うのかというと、承太郎の母ホリィが自身のスタンドの発現により、命の危機に晒され、それを救うためである。ジョセフや戦いの中で仲間になった者たちとDIOのいるエジプトへ向かう。
旅の仲間の紹介と印象に残った場面を書く。
ジョセフ・ジョースター…承太郎の祖父。スタンド名「ハーミットパープル」
薔薇をモチーフとしたスタンドで念写能力がある。戦闘タイプではない。じいちゃんになっても愛嬌があり、頼れるキャラ。後に愛人との子供である仗助(第四部)も登場する。
モハメド・アヴドゥル…ジョセフの友人。占星術師。スタンド名「マジシャンズレッド」
炎のスタンドの如く熱いキャラ。真面目な性格。そして強い。
花京院典明…承太郎の高校に転入してきた。初めDIOに肉の芽に支配され敵として現れる。後に肉の芽を取り除かれ仲間になる。スタンド名「ハイエロファンムグリーン(法王の緑)」
花京院で印象に残っているのは、テレンス・T・ダービー戦のレースゲームの回。あの話はすごく好きだった。花京院あんまり好きではなかったんやけど、やるやん、と思った。しかし、ゲームをやったことのない承太郎もすごかった。
ジャン=ピエール・ポルナレフ…一番名前で印象が残ったキャラ。併せてスタンドの名前も印象に残っている。スタンド名「シルバーチャリオッツ」
ポルナレフは体を子供にされてしまう回が印象に残っている。見た目はあまり好きではないが、なぜか憎めないキャラ。
イギー…ボストン・テリア。生意気な性格の犬だが、知能は高く、エジプトにてDIOの館をいち早く発見し、承太郎たちを案内する。スタンド名「ザ・フール」
印象に残っているのは、やはりイギーの最期のシーンである。ヴァニラ・アイス
からポルナレフをかばって死亡。結局、熱いやつだった。
DIO…宿敵DIO。首から下はジョナサンの肉体を持っているため、ジョースター家の一族にスタンドが発現。スタンド名「ザ・ワールド」
空条承太郎…我らが承太郎。とてつもなくかっこいい。そしてその存在感。帽子と髪の毛が繋がっている。無口。やれやれだぜ。スタンド名「スタープラチナ(後にスタープラチナ ザ・ワールド)」
この第四部は戦いをしながらエジプトに向かう物語で、その中で仲間になるものや、強いスタンドを持った敵に遭遇する。また、今回から「スタンド」という概念が導入されたことにより、ただ肉弾戦というよりは頭脳戦、心理戦のおもしろさも増した。
承太郎の仲間になって一緒に旅しているような気分になった。本当にいろんな刺客が登場し、息つく暇もなく話が展開する。その細かな話どれもがおもしろい。そして、因縁のDIOとの対決もまた言わずもがな大変迫力があり見所満載であった。
「オラオラオラオラオラッ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄ッ!」
「ウリィィィィ!」
も見所。
スタープラチナ、ザ・ワールドの強さに圧倒される回。DIO様がハートをモチーフにした服装(頭になんかつけてる)とザ・ワールドもハートついてるのが謎。
何だかまとまりがないけど、この第三部はお気に入りで、とても好きである。
作者:荒木飛呂彦
ジョジョの奇妙な冒険 第三部 スターダストクルセイダース
JOJO'S BIZARRE ADVENTURE Part3 Stardust Crusaders
単行本12−28巻
単行本12−28巻
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