お嬢さん


お嬢さん(The Handmaiden)
監督:パク・チャヌク 2016 韓国

概要
舞台は1930年代の日本。詐欺組織の一員として育たられたスッキは大金持ちの令嬢であるお嬢さんに近づき、財産を奪い取る計画に協力する。持ちかけた相手は同じ詐欺グループの一員である"伯爵"。お嬢さんは叔父以外に身寄りはなく、このまま行けば叔父と結婚することになっていた。お嬢さんの財産は果たして誰のものになるのか...






※内容に触れていますので、ネタバレ見たくない方はご注意ください

感想
映画の長さとしては、結構長くて三部構成になっている。
一部の最後でどんでん返しがあり、ああ、この映画はそういう映画やったなと思い出し、これからの展開にすごくワクワクしながら見た。
メイドのスッキと、詐欺師のスッキの仲間の男がお嬢さんを取り合う形の三つ巴となるんやが、私はスッキを心の中で応援していた。
上の概要に書いたストーリーではあるが、実際はお嬢さんの財産はどうでもよくて(?)女性たちの解放の物語になっている。
そこがすごくよかった。

【好きだった点】
・スッキがお嬢さんのことを好きになっていく過程が自然
・お嬢さんもスッキに惹かれていく様子が自然
・私の中で男性優位な社会の印象がある韓国で作られた映画で女性が男性からの抑圧から解放される話だった点
・ところどころ笑かしてくるポイントがあって、すごくB級だった(褒めています)
・お嬢さんとスッキのことすごく応援したくなる
・お嬢さんのしたたかさ

肝心の(?)濡れ場ですが、ありがちなあの体位、(あれ気持ちいいんかなといつも思う)と、おもちゃを使ったプレイなど惜しげなく披露されますが、私は、ラストシーン近くのあの構図のシンメトリーの美しさに感動しました。(この記事のメインビジュアル参照)
この監督すげーわ、と思った。

ドラマでよくあるような痴情のもつれなどのドロドロした感じは一切なく、むしろ、さわやかですっきりした気持ちで映画館を出た。
見終わった直後は、この作品をここにいるみんな(知らん人やけど)で見たんや!という謎の嬉しさがあり、大変気持ちがよかったです。

パク・チャヌク監督作品好きかもしれない。
もっと見ていきたい。

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