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アナベル 死霊館の人形


アナベル 死霊館の人形  (ANNABELLE)
監督:ジョン・R・レオネッティ  2014年  アメリカ

(ちょっと人形の絵を描きたくなくて顔が少しだけ映っているショットの絵を見て描いたらよくわからん絵になった。)

ふとしたことから手に入れた人形が呪われているのか、主人公ミアに数々の災難が降りかかる話。『死霊館』のスピンオフとして製作された。


※注意  ネタバレしています。

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人形は夫にプレゼントされるのだが、これが結構大きくて顔も怖い。
リアは妊娠していて子どもが途中で生まれるのですが、子どもが生まれるまでは、子どもが無事に生まれるかな、というハラハラ感でいっぱいだった。
妊婦ものの映画は、その妊婦とお腹の赤ちゃんに何か起こらないかという不安が常にある。
ベビーカーの形など、時代設定が少し昔なのもあるが、『ローズマリーの赤ちゃん』を思い出したし、テレビの画面の砂嵐は『ポルターガイスト』みたいやった。

結論としては、カルト教団にハマったアナベルが悪魔崇拝をして、ミアに呪いをかけた。そして、ミアは悪魔に取り憑かれてた(?)でいいんかな。

途中から『パラノーマル・アクティビティ』臭がプンプンして、すごいB級っぽい感じになってきて、おおお、となった。

途中でなんか近所の親切なおばちゃんらしき人が協力的なんやけど、なんか怪しいなと思ってたんやけど、怪しくなかった。

ラストでその優しいおばちゃんがミアの魂を悪魔に渡す代わりに自殺するんやけど、そもそも、悪魔に渡す魂って誰のものでもいいの?と疑問だった。散々、ミアに付きまとって、お前の魂をくれ!みたいなことしておいて、結局、誰かの魂がもらえたらそれで満足ってなんなんだ?謎だった。

おばちゃんが死ぬシーンがなんか腑に落ちず、もやもやした。そして、死んで欲しくなかった。

全体的には、パラノーマル・アクティビティテイストのホラー。あと、過去の作品へのオマージュ。人形の顔は怖いけど、人形自体は怖くない。でも、どうなるんかなあと次を見たくなる展開で引き込まれた。グロに走らず、雰囲気で持っていく系。

最後まで見られたけど、面白かった!とまではならなかった。
『死霊館』自体を見ていないので、こちらも合わせて見ると、もっとよくわかったのかもしれない。

ほなまた

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